3割打者消滅危機のパ・リーグでWBC戦士が“隠れ首位打者”に名乗り 近藤健介ら大本命不在、鷹の32歳が逆転タイトル奪取か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

3割打者消滅危機のパ・リーグでWBC戦士が“隠れ首位打者”に名乗り 近藤健介ら大本命不在、鷹の32歳が逆転タイトル奪取か

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3割打者消滅危機のパ・リーグでWBC戦士が“隠れ首位打者”に名乗り 近藤健介ら大本命不在、鷹の32歳が逆転タイトル奪取か
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2025年のパ・リーグは小久保裕紀監督率いるソフトバンクが優勝へのマジックを4としており、3ゲーム差で追う2位日本ハムからの逃げ切り態勢を図っている。各球団が10試合を切り終盤戦に入るなか、タイトル争いの行方にも注目が集まっている。

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■オリ西川が離脱で3割台ゼロに

2025年のプロ野球で顕著になっているのが投高打低の傾向。なかでも昨季唯一の3割超え(打率.314)でタイトルを獲得した近藤健介外野手が怪我により離脱していたパ・リーグは、首位打者の大本命不在のなかシーズンが進んできた。

それが示す通り、24日終了時点では2割台での首位打者争いとなっており、ソフトバンクの柳町達外野手が打率.28776で楽天の村林一輝内野手の.28775と僅差。さらに、ソフトバンクの周東佑京内野手も.286で続いており、大混戦となっている。打率.310で首位に立っていたオリックスの西川龍馬外野手が右脛骨骨折により戦線離脱したことも拍車をかけている。

そんななか、隠れ首位打者として逆転でタイトルの可能性があるのがソフトバンクの牧原大成内野手で、2023年にはワールド・ベースボール・クラシックの優勝メンバーにも名を連ねた。ここまで118試合に出場し、打率.303を記録している。

牧原は24日時点でシーズン通算420打席に立っており、ソフトバンクが136試合消化したなか、僅かに規定打席には達していない。それでも、残り7試合で23打席に立てばシーズンの規定打席をクリアすることになり、唯一3割台での逆転首位打者の可能性も見えてくる。

プロ野球が2リーグ制に移行した1950年以降は2割台での首位打者がゼロのなか、今季は3割打者消滅の危機が叫ばれてきた。現状2割台後半での争いが繰り広げられるパ・リーグのタイトル争いだが、はたして終盤どのような展開を迎えるのか。

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