
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は2日(日本時間3日)、本拠地ドジャースタジアムでのホワイトソックス戦に先発。6回表にこの試合3つ目の三振を奪い、メジャー史上20人目の通算3000奪三振を達成した。
ドジャース一筋で現役ではジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)、マックス・シャーザー(ブルージェイズ)に続く金字塔を打ち立てたレジェンド左腕に、MLB公式も賛辞を贈っている。
◆【実際の映像】ド軍カーショーの3000奪三振達成に本拠地熱狂「象徴的な瞬間」ドジャースタジアムに響き渡った大声援
■残り「3」で迎えた6回表に達成
カーショーは3000奪三振の大台まで残り「32」で今季を迎えたなか、5月17日(同18日)のエンゼルス戦で戦線に復帰。ここまで自身4連勝と波に乗って9試合目の登板となった。残り3奪三振とカウントダウンを迎えた試合で3回表、5回表にそれぞれ三振を奪うと、6回表には2死走者なしでビニー・キャプラー内野手を外角のスライダーで見逃し三振に打ち取り、メジャー史上20人目となる3000奪三振に到達した。
MLB公式サイトは「カーショーが3000奪三振クラブの20人目のメンバーに」と題した記事を掲載。左腕ではスティーブ・カールトン、ランディ・ジョンソン、CC・サバシアに次ぐ4人目の快挙だと伝えている。
記事内ではこれまで3度目のサイ・ヤング賞に輝き、2014年のナ・リーグMVPやワールドシリーズ制覇にも2度輝いてきたカーショーのキャリアについて「もはや証明すべきことはほとんどない」と脱帽。「3000奪三振は輝かしいキャリアの頂点に立つ偉業かもしれない。いずれ殿堂入りを果たすことになるだろう」と今回の記録達成が殿堂入りの助けになると見通しを立てている。
また、デーブ・ロバーツ監督のコメントも掲載されており、カーショーがドジャース史上最高の投手かを問われた指揮官は、「正直なところそれについて何も言えない」と言及。サンディー・コーファックスやドン・ドライスデールといったドジャースの伝説的投手に敬意を示しつつも「18年間というキャリア、そして実績を考えると、クレイトンがドジャース史上最高の投手だと言わざるを得ない」と改めてその功績を称えた。
2008年のメジャーデビュー以来18シーズンで216勝を積み重ね、奪三振の数でも大台に到達したカーショー。37歳の生けるレジェンドがまた一つ節目を迎えた。
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◆【速報/動画あり】カーショー、メジャー史上20人目の偉業達成「通算3000奪三振」 左腕では4人目の大記録に
Iconic moment.
Iconic franchise.
Iconic player.Congratulations, Clayton Kershaw 👏 pic.twitter.com/mFp7uatf7R
— MLB (@MLB) July 3, 2025
First time seeing Dad after 3,000 strikeouts. 🥹 pic.twitter.com/QTKMJbJS0P
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) July 3, 2025