【RIZIN】堀口恭司、朝倉未来の“勝因”を分析「冷静にできていた」 次戦の相手には持論も「何戦かはトップどころじゃない選手と」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【RIZIN】堀口恭司、朝倉未来の“勝因”を分析「冷静にできていた」 次戦の相手には持論も「何戦かはトップどころじゃない選手と」

新着 ビジネス
【RIZIN】堀口恭司、朝倉未来の“勝因”を分析「冷静にできていた」 次戦の相手には持論も「何戦かはトップどころじゃない選手と」
  • 【RIZIN】堀口恭司、朝倉未来の“勝因”を分析「冷静にできていた」 次戦の相手には持論も「何戦かはトップどころじゃない選手と」

総合格闘家の堀口恭司が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。4日に東京ドームで開催された「RIZIN男祭り」のサブメインマッチ「朝倉未来 vs. 鈴木千裕」を振り返り、復帰戦で勝利を飾った朝倉未来の勝因と、次戦の相手について言及した。

◆堀口恭司、“14勝無敗”の新王者シェイドゥラエフとの総合力対決に自信「全然あるね」 挑戦者にはケラモフと鈴木千裕を提案

■勝敗予想をハズした堀口が朝倉の勝因を分析

昨年7月に行われた「超RIZIN.3」で平本蓮に敗れて格闘技を引退した朝倉。約9カ月ぶりの復帰戦では元王者の鈴木千裕と激突。総合力で制して、3ラウンド1分57秒でドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

この試合について、堀口は「未来くんがうまく上下を混ぜたよね」と評価。試合前の勝敗予想では「鈴木の2RTKO勝ち」を予想していたが、朝倉が試合序盤から自ら打撃を繰り出し積極的に攻め込み、「しっかり見てテイクダウンをとる、を冷静にできていた」ことが勝因だと分析した。

鈴木をコーナー際に寝かせて動きを制した点については「そこも作戦だったんじゃないかな」とし、「うまく作戦を実行したんじゃない?という戦い方だった」と復帰戦は朝倉陣営の作戦勝ちと見立てた。

■「『次負けたら……』という考え方になってしまうとよくない」

さらに堀口は朝倉の次戦の相手についても言及。「何戦かはトップどころじゃない選手とやって、試合感をまた作り直してから、トップどころとやったほうがいいと思う」と提言した。

朝倉は2023年7月30日の「超RIZIN.2」でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に一本負けを喫して以降、同年11月の「FIGHT CLUB」でキックルールでYA-MANと対戦し77秒KO負け、24年7月の「超RIZIN.3」には平本に2分18秒TKO負けと早期決着が続いていた。

復帰戦での白星は、23年4月の「RIZIN LANDMARK5」の牛久絢太郎戦以来となる約2年ぶり、KO/TKO勝ちは20年の大晦日大会「RIZIN.26」での弥益ドミネーター聡志戦以来となる約4年5カ月ぶりのことだった。

堀口は「選手として、『次負けたら、次負けたら……』という考え方になってしまうとよくないから」とトップ戦線との試合を勧めない理由を語り、「弱い相手とかじゃなくて。簡単な相手というのはいないけど、チャンピオンどころじゃなくやった方がいいのかな」と徐々に試合での感覚を取り戻すほうがいいのではと私見を述べた。

一方で、朝倉本人は自身のYouTubeで平本を始め、これまでに敗れた前王者クレベル・コイケ、ケラモフ、YA-MANとのリベンジマッチを希望。早くも7月の「超RIZIN」参戦にも意欲を見せている。朝倉の復帰後2戦目の相手は誰になるのか。引き続き目が離せない。

◆西谷大成、前代未聞の“逆ギレ”水抜きエピソードとは……朝倉未来と比較し絶望「一番メンタルやられた」

◆朝倉未来、「RIZINが異常」と指摘も……ルールを逆手に“穴を突いた”と戦略明かす 平本蓮らへのリベンジにも意欲「新章スタート」

◆「平本戦も同じプランだった」セコンドの朝倉海、兄・未来の復帰戦を語る 「漬けて漬けまくって打撃を当ててTKO、完璧です」

《SPREAD》
page top