東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は28日、男子シングルスの決勝が行われ、張本智和は戸上隼輔と対戦。ゲームカウント4－3で勝利し、優勝を果たした。
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■両雄の意地のぶつかり合い
パリ五輪シングルス出場を確実にする2人による決勝は、死闘と呼ぶにふさわしい名勝負となった。
張本智は、戸上にゲームカウント1－3とリードを許す展開のなか、粘り強い守備や機を見ての攻撃で対抗。最終ゲームは白熱のデュースを制し、大逆転勝利で6年ぶりの優勝となった。
張本智は「今日も戸上選手は完璧だった」「本当に強い」とライバルの実力に脱帽。そんななかでも最後は「全日本の神様がくれた」とコメントした通り、張本智に運が振り向いた。
半年に迫るパリ五輪に対しては、「この半年が大事でメダルを獲れるか獲れないかが決まってくる」とコメント。自身2度目の舞台に向けて意気込んだ。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
