遠藤航が「リバプールの中盤の要になった理由」 英記者が指摘した“攻撃キーマン”との関係性「経験豊富な選手」【プレミアリーグ】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

遠藤航が「リバプールの中盤の要になった理由」 英記者が指摘した“攻撃キーマン”との関係性「経験豊富な選手」【プレミアリーグ】

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遠藤航が「リバプールの中盤の要になった理由」 英記者が指摘した“攻撃キーマン”との関係性「経験豊富な選手」【プレミアリーグ】
  • 遠藤航が「リバプールの中盤の要になった理由」 英記者が指摘した“攻撃キーマン”との関係性「経験豊富な選手」【プレミアリーグ】

イングランドのプレミアリーグは1月1日(日本時間2日)、第20節が行われた。リバプールの日本代表MF遠藤航はニューカッスル戦に先発出場し、4-2の勝利に貢献した。

◆【実際の映像】遠藤航、中盤での圧巻デュエルに“アシスト未遂”のクロスも…… 攻守に存在感放ったニューカッスル戦のプレー

■プレミアリーグへの適応

公式戦では8試合連続、リーグ戦でも6試合連続の先発出場となった遠藤は後半30分までプレー。中盤でのデュエルやビルドアップ、また攻撃参加でも存在感を見せるなど攻守にわたり安定したパフォーマンスを見せた。

加入当初はプレミアリーグ特有のインテンシティの高さやフィジカル、スピードに苦しむ様子も見受けられ、リバプールでの出場時間も限られるなど適応の時間を要していた遠藤。しかし、ここに来てユルゲン・クロップ監督やチームメイトの信頼をつかみ、存在感を示している。

そんな遠藤の適応ぶりにプレミアリーグの公式サイトも注目。「ワタル・エンドウはいかにしてリバプールの中盤の要になったのか」と題し、特集記事を掲載。ニューカッスル戦前に掲載された元アーセナルの選手であるエイドリアン・クラーク記者の分析記事で、右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルドや中盤のセンターハーフとの関係性に注目している。

■独で磨いたデュエルも評価

記事では遠藤が、正確な右足で攻撃の起点になるイングランド代表DFのカバー役として機能しているとし、「リバプールの中盤ユニットにおいて他の2人が高い位置へ押し出されることが多いなか、動きが崩れた際にエンドウが横切り(アーノルドの)右サイドでの守備のカバーをする」と評価。

また、「経験豊富な選手として彼の認識力とゲームインテリジェンスは優れている」と試合を読む力にも長けていると分析している。

さらに、遠藤がドイツ・ブンデスリーガ時代に能力を磨き、代名詞とも呼べるデュエルにも言及。「エンドウの最高の仕事の大部分はルーズボールを拾い、ポゼッションを効率的にする中盤をベースに行われる」としつつ、「必要が生じた場合は積極的に行動することもできる」と状況を見つつのプレー選択でも強みを発揮しているとした。

ニューカッスル戦に勝利し、プレミアリーグ首位に立つリバプール。そのなかで日本代表主将が着実に適応を見せ、周りからの信頼を勝ち取りつつある。

◆【実際の映像】遠藤航、中盤での圧巻デュエルに“アシスト未遂”のクロスも…… 攻守に存在感放ったニューカッスル戦のプレー

◆遠藤航、独デュエル王からリバプールの“新たな心臓”へ ニューカッスル再戦で見せた適応、つかみ取った信頼

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

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