長﨑美柚、世界1位ペアとフルゲーム激闘も「2－2がすごく好き」　木原美悠は台湾ペアに勝利宣言「リベンジを絶対する」【WTT女子ファイナルズ】

「WTT女子ファイナルズ2023」は16日、女子ダブルスの準々決勝が行われ、長﨑美柚、木原美悠のペアは田志希、申裕斌（韓国）ペアと対戦。ゲームカウント3－2で準決勝進出を決めた。

■名古屋の地で躍動

ダブルスでは日本勢唯一の出場となった長﨑と木原。世界ランク首位の強豪ペアに対して互角に打ち合い、2－2から第5セットを11－3で取り切った。

長﨑は「2－2がすごく好きなので、やってやるぞという気持ちだった」と心境を語り、「木原選手と一緒に自分たちを信じて戦った」と慣れ親しんだペアでの勝利を喜んだ。

木原は「自分的には負けていたり、競ったりする場面だと思い切りよくいけない。中途半端なプレーをしてしまうので、それはベンチでコーチからも言われて、ミスしてもいいから思い切りやれと言葉がけをしてもらっていた」とコーチとのやり取りを明かしながらポイントを語った。

明日の準決勝では台湾ペアと対戦。前回負けている相手に木原は「リベンジを絶対にしてやる。優勝してやるという気持ち」と意気込む。

長﨑も「前回対戦は負けているので、何も失うものはない」とコメントしつつ、「自分たちの良さであるコンビネーションで明日も勝ちたい」と日本開催でのWTTシリーズでの優勝に向けて抱負を述べた。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）