【MLB】ドジャース、山本由伸とすでに交渉か 「LAとNYで大規模な入札バトル」と米メディア予想 ド軍は守護神ヘイダーら大物続々獲得の可能性 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ドジャース、山本由伸とすでに交渉か 「LAとNYで大規模な入札バトル」と米メディア予想 ド軍は守護神ヘイダーら大物続々獲得の可能性

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【MLB】ドジャース、山本由伸とすでに交渉か 「LAとNYで大規模な入札バトル」と米メディア予想 ド軍は守護神ヘイダーら大物続々獲得の可能性
  • 【MLB】ドジャース、山本由伸とすでに交渉か 「LAとNYで大規模な入札バトル」と米メディア予想 ド軍は守護神ヘイダーら大物続々獲得の可能性

オリックス・バファローズからポスティングシステムを利用し、メジャー移籍を目指す山本由伸投手。すでにヤンキース、メッツというニューヨーク2球団との面談を終えたとされていたが、12日(日本時間13日)にはドジャースと交渉を行ったことも判明。大谷翔平投手を獲得した西海岸の名門が今オフ、精力的に動いているようだ。

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■補強資金を生み出した大谷の「後払い」

専門局『バリースポーツ』のラッセル・ドーシー記者は、自身の「X(旧ツイッター)」を更新。「ドジャースはフリーエージェントの右腕ヨシノブ・ヤマモトと今日12日、ロサンゼルスで会合を持っている。彼は引き続きチームとの面談を続けている」と現在進行形で伝えた。

ドジャースは大谷と10年総額7億ドル(約1015億円)という巨額契約を交わしたものの、約97%が契約期間終了後の「後払い」。このため、年俸総額に余裕が生まれたチームは追加の補強資金も捻出できることになり、大谷に続くビッグネーム獲得も可能になった。

ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』は「ヤマモトはドジャースのエースになれる」とした上で、「ロサンゼルスとニューヨークの間で大規模な入札バトルになる」と指摘。契約は総額3億ドル(約436億円)に達すると予想した。さらに「オオタニが契約金の多くを後払いにした意味は、チームに大きな成功を収めてほしかったからだ」と記し、大谷の“男気”に報いるためにも山本争奪戦を制することを期待した。

米紙『ニューヨーク・ポスト』もドジャースの動きに注目。「オオタニと大型契約を結んだ後、ドジャースはジョシュ・ヘイダーとヤマモトを念頭に置いている」との見出しで記事を公開。「チームは強化を終えたわけではない」とし、今後は先発として山本、抑えとしてサンディエゴ・パドレスからFAになったヘイダーの獲得に乗り出すとした。

■「ロスでWS優勝パレードが目標」と明言

先発投手の補強は必須と言われているドジャースだが、ブルペン陣に関しては増員の必要はないとの見方が一般的。その中でヘイダーの名前があがったことについて、先述の『Dodgers Nation』は「おそらく、フロントオフィスは試合を終わらせることのできる、信頼できる投手がもう1人いれば、チームがトップになれると信じているのだろう。ヘイダーは現在リリーバーを務めているエバン・フィリップスとともに強力なワンツー・パンチを生み出し、試合終盤における最も優れたコンビを形成するだろう」と説明した。

ヘイダーはFA市場における注目選手の1人。今季は61試合に登板して防御率1.28、セーブ数も33をマークするなどメジャーを代表するリリーバーとして活躍している。

山本にせよヘイダーにせよ、大谷が「後払い」を選択したおかげで生まれた資金が、争奪戦に充てられていることは確か。「ロサンゼルスの街でワールドシリーズの優勝パレードを行うという目標を球団と共有している」とコメントした大谷。チーム編成が、その目標に沿うものであることを願っているはずだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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