【MLB】「大谷翔平は優れたポーカーフェイスの持ち主」面談したドジャース監督、表情からは気持ちを読み取れずと明かす 交渉の事実を認め波紋広がる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「大谷翔平は優れたポーカーフェイスの持ち主」面談したドジャース監督、表情からは気持ちを読み取れずと明かす 交渉の事実を認め波紋広がる

スポーツ 短信
【MLB】「大谷翔平は優れたポーカーフェイスの持ち主」面談したドジャース監督、表情からは気持ちを読み取れずと明かす 交渉の事実を認め波紋広がる
  • 【MLB】「大谷翔平は優れたポーカーフェイスの持ち主」面談したドジャース監督、表情からは気持ちを読み取れずと明かす 交渉の事実を認め波紋広がる

米テネシー州ナッシュビルで行われているウィンターミーティングは2日目を迎え、5日(日本時間6日)にはロサンゼルス・ドジャースデーブ・ロバーツ監督が公式会見に出席。フリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手と数日前にドジャースタジアムで面談したことを明かした。大谷争奪戦において、交渉に関する情報を球団関係者が明言したのは今回が初めてとなり、波紋を呼んでいる。

◆大谷翔平「ドジャースかブルージェイズ」と発言か 「ニューヨークでのプレーは想像できない」と“本音”も 米記者が報道

■「ドジャースタジアムで2、3時間会った」と明言

ロバーツ監督は大谷について問われると、最初はためらったものの「ああ、彼に会ったよ。正直に話したい。オオタニと会って話をした。うまくいったと思う。しかし、結局のところ、彼には彼の考えがある。何がベストか、最善の判断をするだろう」とコメント。交渉はドジャースタジアムで行われ、2、3時間続いたと明かした。

同監督は「オオタニの獲得は我々にとって最優先」と表明し、面談ではチーム事情などを説明したという。交渉時の大谷については「彼は非常に優れたポーカーフェィスの持ち主だ」と笑い、表情からは何も確証を得られなかったと認めた。

大谷は2017年にメジャー挑戦を表明。当時もドジャースは最終候補に残っており、同監督によれば「(17年と比較して)何が望みか、より絞られていると感じた。日常生活がどのようなものになるのか、それを感じ取ろうとしているようだった」と語った。

最後は「プライベートなことに関しては、オオタニの望みを尊重したい。何を話したかは、ここで共有するつもりはない」とし、締めくくった。

■ド軍監督は「新天地をすでに知っている可能性も」

GMや編成部長を含め、どの球団関係者も交渉の有無について明言を避けるなか、今回ロバーツ監督が踏み込んだことについて様々な憶測が飛んでいる。ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』は早速、「オオタニに対するデーブ・ロバーツの発言にファン騒然。監督はドジャースタジアムでオオタニと会ったことを明言したが、これは何か意味があるのだろうか」と題して記事を公開。代理人からかん口令が敷かれていると言われるなか、大谷サイドの不評を買うような行動に出たことについて「ロバーツは球界最高の才能を持つオオタニと契約するチャンスを損なうようなことはしないだろう。つまり、これはおそらくオオタニがロサンゼルスであれ他のどこであれ、契約先をすでに決めていることを知っているからに違いない」と推察した。

ほかにもSNSでは「ロバーツがフロントオフィスから何も言われず、あんなに質問に答える可能性はないと思う」という声や「デーブ・ロバーツは賢明な人間なので、オオタニと会ったことを記者団にあからさまに話すには何か理由があるはずだ」という指摘があがった。

獲得に対する自信の表れなのか、争奪戦敗退を予感して開き直ったのか、あるいは駆け引きなのか……。本命球団の監督が投じた一石に球界が騒然としている。

◆大谷翔平「ドジャースかブルージェイズ」と発言か 「ニューヨークでのプレーは想像できない」と“本音”も 米記者が報道

◆大谷翔平を「もっとも必要としている球団」をランキング “争奪戦本命”ドジャースが10位に沈み、1位は……

◆大谷翔平がブルージェイズに必要とされる4つの理由、米敏腕記者が指摘する“急浮上”の背景とは

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top