【MLB】「最高の自分を掛け合わせた」大谷翔平、6年間で見せた“本塁打の進化”を公式が紹介 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「最高の自分を掛け合わせた」大谷翔平、6年間で見せた“本塁打の進化”を公式が紹介

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【MLB】「最高の自分を掛け合わせた」大谷翔平、6年間で見せた“本塁打の進化”を公式が紹介
  • 【MLB】「最高の自分を掛け合わせた」大谷翔平、6年間で見せた“本塁打の進化”を公式が紹介

ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなり、去就が注目されている大谷翔平投手。今季は打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で本塁打王を獲得、ア・リーグMVPにも選出された。

29日(日本時間30日)には、MLB公式が大谷の打撃に関する記事を公開。今季向上を見せた“5つの指標”について触れている。

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■プルヒッターからセンター中心の打撃に

MLBのデータ解析システム『スタットキャスト』担当のデビッド・アドラーが公式サイトに記事を掲載、大谷の打撃進化について紹介している。フォーカスされたひとつが、本塁打方向が変化しているポイントだ。

新人王を獲得した2018年、ルーキー時代の大谷はセンター方向への本塁打が多く、全22本のうち12本がセンター返しで全体の55%にものぼった。そして、初のMVPを受賞した21年は46本塁打のうち26本がライト方向へ引っ張ったもの。センター方向へは15本に留まり、力強いプルヒッターへと成長を遂げている。

しかし、今季は再び打球方向が変化。全44本塁打のうち、センター方向への打球が最多の21本、引っ張った本塁打も18本を記録。2018年と21年“ふたりの大谷”を掛け合わせたような、最高のバランスを見つけたのだと記事では紹介されている。

今季、センター方向への21本塁打は両リーグトップ。本塁打以外でも打球方向がセンター中心になっており、2021年とは全く違うタイプの打者に進化を続けている。打者専念となる来季、大谷はどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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