ナ・リーグ東地区2位のフィラデルフィア・フィリーズは26日（日本時間27日）、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に3－2でサヨナラ勝ち。今季88勝目を挙げ、ワイルドカード枠でポストシーズン進出を決めた。
そして、打率1割台で本塁打を量産し続けるカイル・シュワーバーが、史上初の“珍記録”に向けてカウントダウンに入っている。
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■2年連続ワールドシリーズ進出なるか
フィリーズは今季も、同地区首位のアトランタ・ブレーブスに13ゲーム差をつけられ地区優勝ならず。ワールドシリーズまで駆け上がった昨季に続き、ワイルドカード枠でポストシーズン進出を掴み取った。
チーム成績並みにファンの関心を集めているのが、シュワーバーの打撃成績だ。この日は4打数でヒットなし、打率.196。史上初の「打率1割台で40本塁打」打者誕生なるか。本塁打数はすでにクリアし、45本塁打100打点に到達。現在572打数112安打。残り5戦で1試合5打席立つと仮定した場合、25打数7安打でも.199でフィニッシュする。
試合は延長戦の末、フィリーズがサヨナラ勝ち。試合後に行われたシャンパンファイトでは、シュワーバーが誰よりも歓喜の美酒に大はしゃぎだった。短所には目もくれず本塁打を量産し、45本塁打100打点を達成した男にとって取るに足らない“珍記録”に過ぎないのだろうが、残り5戦の打席も見守りたい。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
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— NBC Sports Philadelphia (@NBCSPhilly) September 27, 2023
