【MLB】オルソンが打っても打っても…揺るがないMVP“筆頭”アクーニャJr. 史上初「40-70」まであと3本塁打、5盗塁 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】オルソンが打っても打っても…揺るがないMVP“筆頭”アクーニャJr. 史上初「40-70」まであと3本塁打、5盗塁

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【MLB】オルソンが打っても打っても…揺るがないMVP“筆頭”アクーニャJr. 史上初「40-70」まであと3本塁打、5盗塁
  • 【MLB】オルソンが打っても打っても…揺るがないMVP“筆頭”アクーニャJr. 史上初「40-70」まであと3本塁打、5盗塁

アトランタ・ブレーブスロナルド・アクーニャJr.が12日(日本時間13日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「1番中堅」で先発出場。5回の打席で左翼へ今季37号本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。現在65盗塁、史上初の大記録「40本塁打・70盗塁」が、いよいよ現実的になってきた。

ブレーブスはこの日優勝マジックを「2」とし、明日の試合でフィリーズに勝てば、6年連続の地区制覇が決定する。

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■今季最速、唯一の“120マイル超え”計測

メジャー6年目のアクーニャJr.は、今季ここまで145試合に出場し、打率.333、37本塁打、97打点、65盗塁。今季は序盤から好調を維持、リーグ最強アトランタ打線のリードオフを務め、異次元のパフォーマンスを続けている。

8月31日(同1日)に史上初の「30本塁打・60盗塁」を達成したのも束の間、9月に入っても打率.288、7本塁打、OPS1.085とその勢いは衰えず、早くも次の“大台”「40本塁打・70盗塁」を射程圏内に捉えている。

MLB公式『Baseball Savant』のデータでも、アクーニャJr.のポテンシャルは群を抜いている。平均打球速度94.5マイル(約152キロ)はアーロン・ジャッジニューヨーク・ヤンキース)、同僚のマット・オルソンに次ぐメジャー3位。大谷翔平よりもわずかに上を行く。2日(同3日)には、打球速度121.2マイル(約195キロ)の本塁打で今季メジャー最速記録を計測した。

アクーニャJr.の大記録には、今季から導入された“新ルール”も追い風となっている。「牽制回数の制限(2回まで。3回目でランナーを刺せない場合はボーク)」と「ベースサイズ拡大(本塁以外がおよそ7センチ拡大)」により、メジャー全体の盗塁数が大幅に増加。盗塁阻止率も激減し、1900年以降では最低水準の19.8%。アクーニャ自身も恩恵を受け、昨季の29盗塁から大きくジャンプアップした。

この日、同僚のオルソンは今季51号本塁打を放ち、元東北楽天ゴールデンイーグルスアンドリュー・ジョーンズが記録した球団記録に並んだ。両リーグ独走の50号超え、打点でもトップを走るが、それでもアクーニャJr.のナ・リーグMVP最有力は揺るがない。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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