オーバメヤン残留のドルトムント、元監督ザマーは「クラブを祝福すべき」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

オーバメヤン残留のドルトムント、元監督ザマーは「クラブを祝福すべき」

スポーツ 短信
ピエール=エメリク・オーバメヤン(2017年5月26日)
  • ピエール=エメリク・オーバメヤン(2017年5月26日)
  • ピエール=エメリク・オーバメヤン
今夏の移籍市場でピエール=エメリク・オーバメヤンの遺留に成功したボルシア・ドルトムント。元ドイツ代表で監督としてドルトムントを率いたこともあるマティアス・ザマー氏は、「クラブを祝福したい」とコメントした。

「純粋にスポーツ面で分析すれば彼は天性の点取り屋であり、どんなチームでも役に立つような決定力を持った選手だ。スペースを生み出すためにはその他の要素も必要になる。オーバメヤンのスピードはいつもスペースを生み出し、チームメートがそこに入ることができる」

今夏の移籍市場でオーバメヤンにはACミランが強い関心を抱いていた。中国資本の下で名門復活を目指すミランは、今夏の市場で積極的な補強を繰り返した。ライバルのユベントスからレオナルド・ボヌッチを引き抜いたことは大きなニュースになった。その新チームで最後に足りないのがワールドクラスのストライカーだった。

しかし、ドルトムントはミランのオファーを十分なものではなかったとして、オーバメヤンの残留を宣言した。

「彼は非常に決定的な選手だ。あまり目立たないときでも喜んでチームメートを輝かせる。ドルトムントを助けるために基本的な武器をすべて持った選手だ。彼を引き留めたことについて、ドルトムントとリーグを祝福すべきだ」
《岩藤健》

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