クラブに不満を募らせるウジョア…ラニエリ監督は本人と話し合ったことを認める | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

クラブに不満を募らせるウジョア…ラニエリ監督は本人と話し合ったことを認める

スポーツ 選手
レオナルド・ウジョア 参考画像(2016年2月27日)
  • レオナルド・ウジョア 参考画像(2016年2月27日)
レスター・シティのFWレオナルド・ウジョアはクラブ、クラウディオ・ラニエリ監督に対して不満を持っている。この件についてラニエリ監督が選手本人と話し合ったことを明かした。

1月末にウジョアを名乗るツイッターユーザーが、「クラブとラニエリ監督に裏切られたと感じている。もう彼らのためにはプレーしたくない」と投稿。認証マークのついていないアカウントだったが、これを『BBC』や『スカイ・スポーツ』が報じたことで騒動になった。

その後『スカイ・スポーツ』はウジョアによる、「クラブが移籍を考えてくれると言った額のオファーが来たのに、実際には考慮されてない」というコメントを伝えた。

ウジョアにはイングランド・プレミアリーグのサンダーランドや、トルコのガラタサライなどが興味を持っているとされる。

会見に出席したラニエリ監督は、「レオナルド・ウジョアは少し問題を抱えている。彼は現状に満足していない」とウジョアが不満を溜め込んでいるのは認めた。だが深刻な問題ではなく、レスターのためにプレーする準備が整えば起用するとしている。

ラニエリ監督が以前『スカイ・スポーツ』に語った話によると、現在のチームにはFWが5人いるが彼らのうち、ボールを保持できるタイプの選手はイスラム・スリマニとウジョアのふたりだ。ジェイミー・ヴァーディとアーメド・ムサはスピードを生かしたいタイプであり、岡崎慎司は豊富な運動量と献身的なプレスが評価されている。

この状態でウジョアが抜けると、今後さらに厳しくなる日程のなかでスリマニのバックアップがいなくなってしまう。戦略上の理由からラニエリ監督はウジョアの残留を望んでいるが、まったく出場機会のない現状で選手がそれに納得できるかは分からない。
《岩藤健》

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