波乱の主役イストミンが力尽きる…全豪4回戦でディミトロフに敗退 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

波乱の主役イストミンが力尽きる…全豪4回戦でディミトロフに敗退

スポーツ 短信
デニス・イストミン対グリゴール・ディミトロフ(2017年1月23日)
  • デニス・イストミン対グリゴール・ディミトロフ(2017年1月23日)
  • デニス・イストミン対グリゴール・ディミトロフ(2017年1月23日)
全豪オープンテニスで1月23日に男子シングルス4回戦が行われ、デニス・イストミンが第15シードのグリゴール・ディミトロフに挑んだが6-2、6-7、2-6、1-6で敗れた。

2回戦で第2シードのノバク・ジョコビッチを破り、続く3回戦でも第30シードのパブロ・カレノブスタをフルセットで下したイストミン。2016年の大スランプでランキングを117位まで落とした男が、2017年最初のグランドスラムで波乱の主役に躍り出た。

ディミトロフとの4回戦でも先にセットを奪って会場を沸かせたが、3回戦までに14セットを戦っていたイストミンの身体は限界だった。試合途中に腰を痛めてメディカルタイムアウトを取ると、そこからは目に見て左右のフットワークが鈍る。

ゲーム間にベンチへ戻るたびマッサージを受け、試合中に座り込んでしまう場面もあった。それでも最後まで気力で戦い続けたイストミンは、「感謝してもしきれない」と笑顔で全豪を後にした。


この試合にテニスファンからは、「イストミンの快進撃もついに終わってしまったか」「イストミンは残念だな。やっぱりノーシードは体力がもたないか」「身体の問題がなければ勝てたかもと思わせる素晴らしい序盤でした」「イストミン完全燃焼したな。お疲れ様でした」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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