【GARMIN eTrex Touch 35J インプレ中編】スマホでは対応できない場所、アクティビティに | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【GARMIN eTrex Touch 35J インプレ中編】スマホでは対応できない場所、アクティビティに

ウェアラブル 国内

データページには写真のトリップコンピュータのほか地図、コンパス、衛星情報、高度などが表示される
  • データページには写真のトリップコンピュータのほか地図、コンパス、衛星情報、高度などが表示される
  • GPS起動直後は不安定なもののしばらくすると歩いたとおりの軌跡が表示された
  • 鎌倉の里山歩き。日の入りまでの時間が表示されるというのも心強い
  • 鎌倉の里山歩きといっても獲得標高は436mにもなった。ハイキングが楽しくなる
  • 地図にないような広大な公園内を歩いて移動しても軌跡が確実に記録されていく
  • 気圧計によって高度の変化が記録される。定点にいれば気圧変化が把握できて天候予測に役立つ
  • 電子コンパスは出発地や中継地でどちらに向かって出発したらいいかの指針となる
  • 鎌倉の里山歩き。ここまで13.45kmを歩いて平均時速5.1kmだから結構なペースだ
ガーミン社製ハンディGPSの中でも定評のeTrex(イートレックス)シリーズに、フルカラータッチパネルモデルの「eTrex Touch(イートレックスタッチ)35J」が新登場した。ハイキングやサイクリングのみならず、都市部での道案内やカーナビとしても使える。

◆三測位対応で正確な位置を把握、スマホが役に立たない場所でこそ力を発揮

ガーミンのハンディGPSの中ではスタンダードモデルとして人気のあるeTrexが機能性を拡充してさらに楽しくなった。インストールされている地図は国土地理院の承認を取って作成された10m(最大5m)等高線入りの日本詳細地形図2500/25000だ。1/2500(一部1/25000)の高精密な国土地理院刊行「数値地図(国土基本情報)」をもとに、登山やハイキングに不可欠な地形図情報に加えて市街地でも十分に使える詳細道路情報を収録している。

GPS機能はいわゆる米国GPSだけでなく、ロシア版GPSである「GLONASS」、日本の準天頂衛星「みちびき」を合わせた三測位対応だ。準天頂衛星のみちびきは常に日本の上空に位置しているので、専門用語で「高仰角」からの電波発信ができる。山やビルなどに反射して電波が受信機に到達する時間が乱れる「マルチパス」が起きにくく、手持ちガジェットの高精度測位をサポートする。位置情報における理論上の誤差はわずか1mというから驚きだ。

道路ナビソフトならスマホのアプリやグーグルでいいじゃん!と考えてしまうのだが、スマホの場合はGPS対応携帯であってもドコモかauかソフトバンクの基地局(アンテナ)からの電波を併用して現在位置を特定する。谷合やアンテナがない山岳部では誤差が300m以上になる場合や位置を特定できないこともある。アンテナが多い都市部ではスマホナビでいいのだが、登山やハイキングをする場合はGPSに頼る必要がある。だからアルピニストやハイカーにはeTrexがいいのだ。

◆カラー液晶で見やすく、機能も満載

eTrex Touch 35Jには、斜めに持ったときでも正確な方角を示す3軸電子コンパスがあるのだが、使ってみるとこの機能は登山やハイキング時にとても役立つ。ルーティングはしっかりと画面上に示されるのだが、出発するときや休憩したあとで「どっちに歩いていったらいいか」を把握するためにはコンパスが必要なときも多いからだ。きめ細かな気圧変化を見逃さない気圧高度計も内蔵されているので、歩いてきた道の標高差を確認したり、1か所にとどまっているのなら気象状況の変化も予測することが可能になる。

ディスプレイは36mm×55mmというサイズで、解像度は160×240ピクセル、半透過型のカラー液晶だ。スマホと同じようにタップやスワイプ(画面にふれたまま指先を動かす)、ドラッグ、ピンチ(2本指で拡大や縮小をする)。アプリケーションメニューは電源ボタンを押すと出現する。機能満載でいろいろなことができるので、操作をしながら使い勝手を覚えていけばいい。

◆他のガーミン製品との連動で拡張性も

ハードな登山にも耐えられる防水性とタフネスボディに配された2.6インチ、6万5000色のカラーディスプレイはアウトドアでも視認性のいい半透過型。microSDメモリ用のスロットに、大容量の経路探索可能な日本詳細道路地図(シティナビゲーター)を組み込めば、目的地までの経路探索も可能になるので、カーナビやサイクリングナビの代わりにもなる。日本登山地図(TOPO10MPlus)を差し込めば日本全国が網羅できるので、使用用途に応じて地図を活用することができる。

ANT+センサーによってGPSランニングウォッチのForeAthlete(フォアアスリート)シリーズなどとデータ送受信ができ、アクティビティ中の心拍数取得も可能。サイクリングの際はスピードやケイデンス(ペダル回転数)センサーなどのオプションアクセサリーとペアリングして、コース状況に応じたフィジカル面の変化を記録することもできる。体温の影響を受けない温度計もある。さらにはアクションカメラVIRBシリーズと接続すると、ジオタグ付きの写真や録画がリモートコントロール(遠隔操作)で撮影できる。
《山口和幸@レスポンス》

編集部おすすめの記事

まとめ

ウェアラブル アクセスランキング

  1. GPSで安全管理。家族をつなぐ腕時計、キッズウォッチャー

    GPSで安全管理。家族をつなぐ腕時計、キッズウォッチャー

  2. 【GARMIN ForeAthlete 35J インプレ前編】手首で心拍数も測れるベーシックモデル

    【GARMIN ForeAthlete 35J インプレ前編】手首で心拍数も測れるベーシックモデル

  3. 【GARMIN eTrex Touch 35J インプレ後編】実際の活用方法を紹介、バーチャルな遊びも

    【GARMIN eTrex Touch 35J インプレ後編】実際の活用方法を紹介、バーチャルな遊びも

  4. BONX Grip 試したプロスケーターが“小型化”を期待…開発陣は内耳に収まるタイプも視野

  5. G-SHOCK×RAYS、コラボウォッチを限定500個で発売

  6. エプソン、脈拍計測機能搭載のGPSスポーツモニター「SF-810B」「SF-810V」を発売

  7. 約30gのウェアラブルカメラ「CHINON PC-1」

  8. 東京五輪種目として愛情を…BONX Gripを試したプロスケーター4人、抱負を語る

  9. 最近よく耳にする「ウェアラブル」って何?

  10. ウェアラブル端末、一般生活者普及は2016~17年度…野村総研予測

アクセスランキングをもっと見る

page top

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら