27日、全日本F3選手権やSUPER GT/GT300クラスの有力チームである「B-MAX RACING TEAM」が、来季2017年に国内最高峰の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」(SF)にエントリーすることを正式発表した。
B-MAX RACING TEAM(本拠:神奈川県綾瀬市)は、今季の全日本F3でヤン・マーデンボローがシリーズ2位に輝き、チーム部門ではタイトルを獲得した強豪。GT300でもGT-Rで星野一樹&マーデンボロー組が第2戦富士で優勝するなどの活躍を見せている。
B-MAXはこの日、来季は日本最高峰のフォーミュラレースであるSFにエントリーをすることを正式にリリース発表し、あわせて「今年11月24日に鈴鹿で開催されるSFのテストに1台での参加を予定」としている。チーム体制、ドライバーラインアップ等の詳細は「現在検討中」。
F3やGT300では日産の若手育成プログラムとも強いつながりをもつB-MAXだが(F3での今季搭載エンジンはVW製)、来季からのSF参戦にこれがどう関係するのかは現時点で不明。また、SFには現在ホンダとトヨタがエンジンを供給しているが、搭載エンジンがどうなるかも未定だ。このあたり、今後のストーブリーグのなかで注目を集めることになるだろう。
今季のSFには全11チーム19台が参戦中。B-MAXの参戦が純増となるならば、来季は20台以上の通年エントリー台数が実現する。
【スーパーフォーミュラ】F3の強豪「B-MAX」が来季17年からの新規参戦を表明
《遠藤俊幸@レスポンス》