男子テニス世界ランキング6位の錦織圭が6月10日、リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。ITF(国際テニス連盟)から日本テニス協会へ通知があったという。錦織の五輪出場は3大会連続。
錦織が初めて五輪に出場したのは2008年北京大会だった。このときは推薦枠で出場して一回戦敗退。2012年のロンドン五輪では5位に入賞している。
錦織はリオ五輪でのメダル獲得に照準を合わせるため、2週間前に行われるシティ・オープン出場は取りやめる見込み。前回覇者として連覇も期待されていたが、日本勢としては1920年の熊谷一弥以来となる五輪でのメダル獲得を優先する。
五輪出場権は世界ランク56位までの選手に、各国・地域4人を上限として与えられる。日本では錦織のほか、女子世界ランク48位の土居美咲も出場権を獲得した。
《岩藤健》
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