初回に2点を先制したマーリンズだが、三回に3点返され逆転を許す。そのまま試合は1点ビハインドで進み、八回にイチローは先頭打者として打席に入った。カウント1-2から5球目を叩き、二塁への内野安打で出塁。同点のランナーとなったが、後続が倒れて生還することはできなかった。
大台到達まで残り50本と迫ったイチロー。記録達成を期待するファンからは、「これだけ走って大きなケガしてないのがすごい。3000安打は通過点ですね」「与えられたチャンスをきっちりものにするのは、さすがイチロー」「出場機会が限られるなか、確実に決めているね」などの声が寄せられている。
一方でチームにはファンから不満も出ている。主にドン・マッティングリー監督の選手起用についてだ。開幕からマッティングリー監督は外野のレギュラー3人を使い続けてきたが、疲労からか近ごろジャンカルロ・スタントンの打撃成績が良くない。
この試合でも4打数4三振に倒れており、「スタントンは三振王だ。ほかの選手なら試合に勝ってた」「スタントンはリフレッシュする必要がある」「今のスタントンじゃ投手は恐れない」など、主砲に休みを与えるべきとの意見が多い。