レッドブル・エアレース開幕戦は波乱、室屋義秀はオーバーGで7位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

レッドブル・エアレース開幕戦は波乱、室屋義秀はオーバーGで7位

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室屋義秀 (レッドブル・エアレース 開幕戦)
  • 室屋義秀 (レッドブル・エアレース 開幕戦)
  • 室屋義秀(レッドブル・エアレース 開幕戦)
  • 多くの選手が苦戦したゲート(レッドブル・エアレース 開幕戦)
  • 室屋義秀(レッドブル・エアレース 開幕戦)
  • 左より2位のドルダラー、優勝のイワノフ、初表彰台獲得のルボット(レッドブル・エアレース 開幕戦)
レッドブル・エアレース開幕戦の決勝レースが3月12日、アブダビ(UAE)で開催され、ニコラス・イワノフ(仏)が優勝を飾った。室屋義秀は7位に終わった。

レースでカギとなったのは、いかにゲート3をうまくクリアするか。ゲート3は、クラウドライン(観客の安全を守るために越えてはいけないセーフティライン)までの距離が非常に短いため、大きくターンできない一方、小さくターンしようとすれば規定の10Gを超えてしまう。

11日の予選では全14人中、8人のパイロットが2本のフライトのうち、 いずれかでDQ(クラウドラインを超える)かDNF(オーバーG)を犯すという波乱の展開。12日に入っても、その流れは変わらず、予選を4位で通過し、ラウンド・オブ・14も順調に勝ち上がっていた室屋もまた、ラウンド・オブ・8でDNFを犯して無念の敗退となった。

室屋はレース後、「ちょっと不完全燃焼のレースだった。ラウンド・オブ・8はラウンド・オブ・14のデータをもとに、少しタイトに回った。それでも、まさかオーバーGになるとは思ってもいなかった。幸いフライトはすごくまとまっていたし、機体のセットアップもいいので、G対策さえできれば十分に戦えることが分かったレースだった。次戦までにしっかりと対策をしたいと思う」とコメントしている。

決勝のファイナル4に勝ち上がったのは、フランシス・ルボット(仏)、ハンネス・アルヒ(オーストリア)、マティアス・ドルダラー(独)、イワノフの4人。ここでもまたアルヒがDQに終わり、最後まで波乱が収まらないレースとなった。優勝はイワノフ、2位ドルダラー、3位にはルボットが入った。

次戦は4月23日、24日にオーストリアのシュピールベルクにて開催される。なお、6月4日、5日に千葉県立幕張海浜公園で開催される第3戦千葉大会のチケットは現在発売中。

【レッドブル・エアレース 開幕戦】波乱のレース、室屋義秀はオーバーGで7位

《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》

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