岡崎慎司所属レスター、マフレズが決勝弾、奇跡の優勝に現実味 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

岡崎慎司所属レスター、マフレズが決勝弾、奇跡の優勝に現実味

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岡崎慎司所属レスター、マフレズが決勝弾、奇跡の優勝に現実味(c)Getty Images
  • 岡崎慎司所属レスター、マフレズが決勝弾、奇跡の優勝に現実味(c)Getty Images
  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターは3月5日、イングランド・プレミアリーグ第29節でワトフォードと対戦し1-0で勝利した。

前節ウェスト・ブロムと引き分けながらも、そのほかの上位陣がそろって敗れたため首位を守ったレスター。この日は2位トッテナムと3位アーセナルの直接対決が組まれており、勝ち点3を獲得すればライバルを一気にふるいに掛けられるチャンスだった。

アウェイのレスターは前半3分、ゴール前のこぼれ球を岡崎が狙ったが、ここは相手DFにカットされ先制ならず。同23分にはジェイミー・ヴァーディが敵陣でボールを奪い、右サイドから併走していたリヤド・マフレズとのワンツーでゴール前に抜け出し決定機を迎える。だが、ここもワトフォードが必死の守備を見せ、ゴールを割ることはできなかった。

0-0で折り返した後半の11分、レスターはクリスティアン・フックスが左サイドからクロスを上げ、DFに弾かれたボールをマフレズが拾う。マフレズが迷うことなく左足を振り抜くと、ボールはGKの指先をかすめゴールネットに突き刺さった。

残り時間ワトフォードの反撃を無失点に封じ込めたレスター。敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。

奇跡の快進撃を続けるチームに、サッカーファンからも優勝が見えてきたという「試合を消化するごとにミラクルレスターの優勝が現実味を帯びてきた」「ここまでマグレではなく、実力で来たのが分かる試合」「レスターの勢いが落ちない」「レスター本当に強い。このまま行っちゃうよ」などの声が寄せられている。

試合後レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、「今日はタフな試合だったが、我々は4つか5つのチャンスを作りゴールも決めた。リヤドはファンタスティックなゴールを決めたが、他の選手も全員が素晴らしいパフォーマンスを発揮していた」と選手を称えた。

同日の試合でトッテナムとアーセナルが引き分けたため、2位との差は勝ち点5に開いた。優勝に向け大きく前進したことに対しては、「私たちには内なる欲望があり、その機会があることも知っている。しかし、地に足をつけ戦い続けたい」と話した。

《岩藤健》

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