春のセンバツ“強豪に臆さないメンタル”釜石 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

春のセンバツ“強豪に臆さないメンタル”釜石

スポーツ 短信
甲子園球場
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東北の強豪とも互角に渡り合える実力。

昨秋の岩手県大会では甲子園の常連校である盛岡大付と接戦を演じ、惜しくも3-6で敗れるも、東北大会の切符を掴んだ釜石。

釜石南時代の1995年以来となる20年ぶりの東北大会では、準々決勝の東北(宮城)戦でまたも好ゲーム。延長戦の末2-3で敗れはしたものの、強豪校とも互角に渡り合える実力をアピール。21世紀枠で選抜出場を決めた。

◆緊張感を持って日々練習に励む

東日本大震災後、岩手県内で被害が大きかった沿岸部の被災地から春夏通じて初めての甲子園出場となる。部員は24人と少数ではあるが、日々の練習に公式戦同様の真剣味を持たせるため、全員でグラウンドを行進し、最後に本塁付近に整列して校歌を歌うことを日課とする。

チームの中心はやはり、甲子園出場の原動力となるピッチングを魅せたエース岩間大。東北大会の東北戦では一人で延長11回を投げ切ったタフネス右腕だ。

◆釜石に希望を与える戦いを

釜石南と釜石北が統合されてから初の甲子園出場となり、球児たちへのエールも日に日に熱を増す。昨年の橋野鉄鉱山ユネスコ世界遺産登録の歓喜に続き、釜石にさらなる希望を与えるべく、球児たちは念願の地へ乗り込む。
記事提供:Timely! WEB
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