チェルシーの主将を務めるDFジョン・テリーが、今シーズン限りで同クラブを退団することになるだろうと発表した。クラブ側と契約延長に向けて話し合ったが、チェルシーにその意思はなかったという。
テリーはチェルシーの下部組織出身。トップチームに昇格したてのころ、短期間レンタル移籍に出た以外は、すべてチェルシーの一員としてピッチに立ち続けた。
イングランド代表としても豊富な経験を持つテリー。だが、35歳という年齢からくる衰えか、今シーズンは特に速い攻めへの対応で遅れが見られた。開幕から批判されることが多くなり、チームの不振もあって評価を落としていた。
1月31日に行われたFA杯4回戦のあと、テリーはメディアに対し「理想を言えば残りたいけれど、チームは違う方向へ進んでいるようだ。新しい監督が来れば可能性はあると言うが、現状では延長する気がないらしい」と話した。
チェルシーで現役生活を終えるつもりはないが、イングランド国内で移籍先を探すこともないと語るテリー。新天地は北米のメジャーリーグサッカーとの見方が出ている。
《岩藤健》
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