アンディ・マレー、2年連続の全豪オープン決勝進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アンディ・マレー、2年連続の全豪オープン決勝進出

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アンディ・マレー、2年連続の全豪オープン決勝進出(c)Getty Images
  • アンディ・マレー、2年連続の全豪オープン決勝進出(c)Getty Images
  • テニス イメージ(c)Getty Images
テニスの全豪オープンは1月29日、男子シングルス準決勝が行われ世界ランク2位で第2シードのアンディ・マレーが、同14位で第13シードのミロシュ・ラオニッチを4-6、7-5、6-7、6-4、6-2で破り、2年連続の決勝進出を決めた。

最初のセットは第1ゲームいきなりラオニッチにブレークされたマレー。第2ゲームでのブレークチャンスを生かすことができず、そのままこのセットは落としてしまう。第2セットは取り返したが第3セットも落とし、セットカウント1-2と後がない状況へ追い込まれた。

しかし、試合はラオニッチが右脚付け根の痛みを訴え、メディカルタイムアウトを取ったところから、一気にマレーのペースに傾き出す。第4セットを奪い返し、勝負を最終セットへ持ち込んだマレーは、そこでもラオニッチを振り回すようなショットを見せる。

必死に食らいつくラオニッチだったが、最後はマレーが突き放しセットカウント3-2でノバク・ジョコビッチの待つ決勝へ駒を進めた。

決勝進出をかけた激闘にファンからは、「どっちが勝つか分からない、いい試合でした」「ラオニッチは調子良かったし、物凄く進化していたね。ただ、あれだけ大きな選手がフットワーク勝負に出ると、故障しやすいというリスクもあるね」「今回のラオニッチは、さらにストロークを磨けばジョコビッチにも対抗できる可能性を見せてくれた」「最後はマレーのリターン力が勝った」「決勝はジョコビッチ対マレー。結局は落ち着くところへ落ち着きましたね」などの声が寄せられている。

前年と同じ顔合わせになった決勝戦。昨年はジョコビッチがマレーを破り、全豪オープン5度目の優勝を達成した。この大会では過去4度の準優勝が最高成績のマレー。兄のジェイミー・マレーもダブルスで決勝に進んでおり、兄弟でのグランドスラム同一大会制覇が期待される。
《岩藤健》

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