サッカーのオランダ1部リーグは1月27日、第20節の5試合が行われた。太田宏介の所属するフィテッセは、ホームでズウォレと対戦し1-1の引き分けだった。太田はフル出場している。
デビューから3戦連続の先発出場を果たした太田は、左サイドからのクロスやCKでチャンスを演出したほか、ミドルシュートも放ち客席を沸かせた。しかしゴールは決まらず、両チーム無得点で折り返した試合は後半も無得点のまま過ぎていく。
こう着状態を先に打破したのはフィテッセだった。後半20分、味方のパスからエリア内右でレナト・イバーラがDFの裏へ抜け出し、中央にボールを折り返す。これがズウォレのDFブラム・ファン・ポーレンの足に当たり、オウンゴールで待望の先制点が生まれた。
ホームで逃げ切りを図るフィテッセだが、先制点から3分後で追いつかれる。FKからゴール前で混戦になると、最後はディルク・マルセリスに押し込まれた。
このまま試合は終了し、両チームは勝ち点1を分け合った。
《岩藤健》
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