ブロンコスが最終クォーターに逆転、チャンピオンシップ進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ブロンコスが最終クォーターに逆転、チャンピオンシップ進出

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デンバー・ブロンコスがピッツバーグ・スティーラーズに勝利(2016年1月17日)
  • デンバー・ブロンコスがピッツバーグ・スティーラーズに勝利(2016年1月17日)
  • デンバー・ブロンコス対ピッツバーグ・スティーラーズ(2016年1月17日)
NFLは1月17日にAFCディビジョナル・プレイオフ、デンバー・ブロンコス対ピッツバーグ・スティーラーズ戦を行った。試合は終盤まで先の読めない接戦になったが、第4クォーターに逆転したブロンコスが23-16で勝利した。

試合は序盤からホームのブロンコスが優勢に進める。2本のフィールドゴールを決め6-0とリード。その一方で攻め込みながらタッチダウンは決められず、完全に主導権を握ったとまでは言えない展開だった。するとスティーラーズが第1クォーター残り1分22秒、ランニングバック(RB)フィッツジェラルド・トウセントの1ヤードタッチダウンランで逆転に成功する。

互いにフィールドゴールを決め合った第2、第3クォーターでは点差がつかず、ブロンコスは12-13と1点ビハインドで最終第4クォーターを迎えた。再び試合が大きく動いたのは残り9分55秒だった。

ボールを抱えて走っていたスティーラーズのトウセントが相手選手と接触しファンブル。これをブロンコスがカバーしてターンオーバーに成功。両チームここまで大きなミスやペナルティなく進めてきたが、勝負を分ける終盤でスティーラーズに痛恨のプレーが出た。

直後のシリーズでブロンコスのクォーターバック(QB)ペイトン・マニングは、ワイドレシーバー(WR)のベニー・フォウラーにパスを通し一気にゲイン。

千載一遇のチャンスを得たブロンコスは、連続でファーストダウン更新しながら相手エンドゾーンに近づき、最後はC.J.・アンダーソンが身体ごとボールをねじ込み逆転タッチダウンランを決めた。2点コンバージョンも成功させたブロンコスが、さらにフィールドゴールも決め逃げ切った。

息詰まる熱戦を制し、ニューイングランド・ペイトリオッツが待つAFCチャンピオンシップに進んだブロンコス。ファンからは「間違いなく好勝負になる」「マニングが大好き。幼稚園のころから応援してる。次の試合も勝ってほしい」「ペイトン・マニング対トム・ブレイディ。おそらくこれが最後の対戦になるだろう」「マニングが再びスーパーボウル制覇するのを見たい」などの声が寄せられている。

プロ18年目の大ベテラン、作オフは引退説もささやかれたマニングだが、再び頂点をつかむことはできるか。

《岩藤健》

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