レアル・マドリードの新監督に就任したジネディーヌ・ジダン氏は1月5日、監督として初の記者会見を開いた。ジダン監督は前任のラファエル・ベニテス監督がやって来たことを尊重しながら、チームをタイトルに導きたいとした。
「何が起こるとしても大事なのは、選手たちの気持ちを高めることだ。彼らは良い練習をできていると思う。今日は変化が起こったが、ラファエル・ベニテスも良い仕事をしてきた。それを考えて尊重しなければならない。彼の今後に幸運を祈っている」
現役時代はレアル・マドリードで偉大なキャリアを築いたジダン監督。このクラブが単に勝つだけでは満足しないことを知っている。
「レアルでは良い内容のサッカーを見せることが重要だ。攻撃的かつバランスの取れたサッカーを目指したい。できることは何でもするつもりだ」
会見では選手とコミュニケーションを取り、ともに戦って勝ちたいと繰り返した。すべてはチームの勝利のためと話すジダン監督。まずは首位アトレティコ・マドリードとの4ポイント差を追いつきたい。
《岩藤健》
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