今季リーグ優勝を果たしたヤクルトが、オリックスを自由契約となった坂口智隆外野手を獲得する方針であることが分かった。
外野手の補強が急務だった。今季の外野陣はバレンティンをはじめ、ミレッジ、上田剛史らが立て続けに故障。右翼の雄平以外はシーズンを通して固定できなかった。坂口は2011年にパ・リーグの最多安打を記録するなど、走好守三拍子揃ったプレーヤー。2008年から4年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど俊足を生かした守備範囲にも定評がある。今季は右肘痛で苦しんだが、「まだまだやれる自信がある」と話すなど意気込みを見せている。
これに対して、「確かに実績は抜群にあるけど、どこまでやれるかは未知数だな。成瀬の例もあるし」「トライアウトの後に獲得を画策しているようだね。坂口が以前のようなパフォーマンスができるなら打線の厚みはさらに増すね」「確かにヤクルトは外野が手薄だから、坂口は欲しい人材」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
10日に行われる12球団合同トライアウト後、本格交渉に乗り出すという。
《浜田哲男》
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