やまなしサイクルプロジェクトは、11月15日にサイクリングイベント「第3回ツール・ド・富士川」を山梨県南西部の富士川流域3市町(市川三郷町、富士川町、身延町)で開催する。
ツール・ド・富士川は、平成29年度の中部横断自動車道の開通を見据えた地域活性化を目的に、自転車愛好家などの地域の有志のみで運営されている。コースは全長約100km。南アルプスをはじめ、世界文化遺産の富士山や、国定公園である八ヶ岳などを一望できる。
タイムレースではなく、集団走行による完走を目指すサイクルツーリングで、地元の道や自転車に詳しいサポートライダーとともに20人程度のグループ走行を行う。希望者は、山岳ヒルクライムチャレンジに参加可能。
昼食は、地域の食材をふんだんに使った弁当「こしべんと」。スペシャルゲストは、戦後に日本人として初めてツール・ド・フランスに参戦した今中大介さんだ。
同日には、2回目の開催となる女性や初心者などを対象とした「プチ・ツール・ド・富士川」が行われる。コースは全長約37km、発着地点は道の駅富士川。雄大な富士川の流れや、南アルプス、富士山などの雄姿を満喫できる。エイドステーションには、地元のスイーツ、手作りの補給食が用意されている。
ツール・ド・富士川は参加費7000円、定員500人。プチ・ツール・ド・富士川は参加費3000円、定員100人。どちらも前日受付特典として、14日午後3時からトークイベント「今中大介さん ジロ・ツールを語る」を開催予定。参加申込みはスポーツエントリーで行う。募集期間は11月8日まで。
《美坂柚木》
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