西武は7月14日、西武プリンスドームで楽天と対戦。連続安打記録更新の期待がかかっていた西武・秋山翔吾外野手はノーヒットに終わり、記録は31でストップした。試合は西武が5-2で勝利した。
秋山は楽天・先発の則本昂大投手の前に、第一打席で三振に倒れると、その後の打席も凡退。試合は延長戦に入り、第5打席もまわってきたが、外角の直球を見逃して四球を選んだ。西武はこの秋山の四球をきっかけにチャンスを作り、主砲の中村剛也内野手が劇的な3点本塁打を放ってサヨナラ勝ちをおさめた。
秋山は「則本投手は良い投球をしていた。自分の力不足」と語るも、「30試合目からは日本記録更新を狙っていた」とも語り悔しさを表した。これに対して、「ここまででも十分にすごい数字。シーズン最多安打とかも狙えるし、切り替えてがんばってほしい」「記録は止まったけど、西武の優勝と首位打者を目指してほしい」など、これからの活躍に期待するファンの声が多く寄せられていた。
今回、日本記録更新はならなかったが、左打者では最長の記録となり歴代で3位。長い日本プロ野球史に名を刻んだことは確かだ。秋山には今後もリードオフマンとしての大いなる期待がかかる。
《浜田哲男》
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