7月5日(日本時間6日)に行われるサッカー女子W杯決勝を前に、日本代表の佐々木則夫監督が記者団の質問に答えた。
前回ドイツ大会、ロンドン五輪と3大会連続ビッグイベントの決勝を争う両チーム。長く世界の女子サッカーを牽引してきたアメリカに対し、佐々木監督は「ロンドン、その前のドイツ。だんだんアメリカと互角近く戦えるようになってきた。ここでしっかり自分たちのサッカーで勝ちきることができるかチャレンジしたい」と、その差が詰まってきているとコメント。
決勝に向けては、アメリカの堅守を攻略できるかが鍵になるとの見方を示した。
「最終ラインを含め、しっかりした良い守備をしている。バリエーション豊かなサッカーでなければ、相手の守備を崩せない。個の発想や技術、グループのコンビネーションなど、個人としてチームとして4年間積み上げてきたものを、いかにここでできるか。失敗を恐れずノビノビやれれば、それが通じると確信している」
今大会ここまで両チームとも得点は9。失点は日本の3に対し、アメリカは1。鉄壁の守備を破らなければ勝利はない。
《岩藤健》
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