【自転車ロード】絶頂期を迎えているトーマス「トラック競技時代を思い出した」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ロード】絶頂期を迎えているトーマス「トラック競技時代を思い出した」

スポーツ 短信
ゲラント・トーマス(チームスカイ)
  • ゲラント・トーマス(チームスカイ)
  • 2015年E3ハーレルベケ
3月27日のベルギーの2015年E3ハーレルベケ、イギリスのゲラント・トーマス(スカイ)はゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)、ペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)の強力なライバルとの争いを制し、独走優勝をつかみとった。

トラック競技の五輪金メダリストでもあるトーマス。2015年は、これがアルガルベ一周のステージ優勝と総合優勝に続く3勝目。パリ~ニースではチームメイトのリッチー・ポートとともに山岳ステージでワンツーフィニッシュを飾り、ミラノ~サンレモでも終盤にアタックを仕掛けるなど、ロードレースのキャリアの中でも絶頂期を迎えつつある。

「信じられないよ。最後のアタックはトラック競技時代を思い出した。団体追い抜きでエド・クランシー(北京、ロンドン五輪でのイギリス代表のチームメイト)のホイールにくらいついていたことを思い出したよ。レース後半は調子がよかったし、最後に達成したんだ」

「厳しいレースだった。僕たち3人はうまく協力できていた。彼らが終盤に出し抜くかはわからなかった。ポーカーフェイスだったんだ。でも、運よく彼らはそうしなかった。僕にとっては好都合ったね」

「パリ~ニースからパリ~ルーベまでの6週間は、シーズン中で僕が大きな焦点を置いていたんだ。パリ~ニースの結末(総合5位)は残念だったけど、ミラノ~サンレモでは再び調子がよかった。今のこの勝利は格別だね」
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