ルクセンブルク・ロード王者のフランク・シュレク(トレックファクトリーレーシング)が3月26日のフランスのワンデーレース、2015年クラシカ・コルシカで約1カ月ぶりにケガから復帰した。
シュレクは2月18日にスペインのアンダルシア一周で落車し、大腿四頭筋が内出血するケガを負った。その後、10日間は自転車に乗れず、回復も遅れ、3月はじめのパリ~ニースでの復帰が間に合わなかった。
コルシカ島で2015年初開催されたこのレースで復帰したシュレクは、先頭集団で上りを越えるなど好調さを見せ、その後もアシストとして逃げを捕まえる走りに力を尽くした。
シュレクは「最初の大きな上りがあんなに速いとは予想していなかった。頂上では僕は先頭10~12人の中にいたので、驚いたよ。それから雨が降り出し、下りは危険だった。後半、ローラン(ディディエ)と僕は激しく走った。ここまで脚にも調子にも満足だ。それほど悪くなさそうだね」と想像以上の走りができたことを喜んでいた。
今後シュレクは、同じくコルシカ島で28日に開幕するクリテリウム・アンテルナシオナルに出場し、4月はアルデンヌ・クラシックを目指す。
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