【プロ野球】巨人・内海は現状維持の4億円でサイン、勝負所の粘りに欠けた1年を反省 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】巨人・内海は現状維持の4億円でサイン、勝負所の粘りに欠けた1年を反省

スポーツ 選手
2013年には日本代表のユニフォームもまとった内海哲也だが、2014年を振り返り、反省のコメントを残した(2013年3月10日)(c)Getty Images
  • 2013年には日本代表のユニフォームもまとった内海哲也だが、2014年を振り返り、反省のコメントを残した(2013年3月10日)(c)Getty Images
  • 野球ボール イメージ
巨人の内海哲也投手は12月16日、来季の契約交渉に臨み現状維持となる年俸4億円で更改した。来季は4年契約の3年目となる。

今季の内海は開幕前から菅野との開幕投手争いが注目された。2年目ながら昨年、新人離れした活躍で日本シリーズでも田中将大に土をつけるなど注目された菅野と、左のエースとして長く巨人の投手陣を引っ張ってきた内海。オープン戦の結果を見て原辰徳監督が指名したのは菅野だった。

シーズン開幕すると内海は好投しながら勝ち星がつかない試合を繰り返し、5月29日の楽天戦でようやく初白星を挙げる。左肩痛で離脱した影響もあり、今季は防御率3.17ながら勝ちは7勝に留まった。

「ここを抑えれば勝てるという場面で粘れない試合が何度もあった」と振り返る内海。苦しいシーズンになったが、気持ちは2015年に切り替えている。来季の目標には「最低15勝。沢村賞も目指していく」と答えた。

今季の内海に対しては「今季の成績では物足りないし肝心なところで頼りなかったなあ」「あのCS8球で3失点は絶対に忘れない!」と、エースとして期待を集めただけに厳しい声も多い。

一方で勝ち星が伸び悩んだ理由について「内海が7勝しかできない打線に問題がある」「防御率は3点台でそんなに悪く無かった。不思議と内海が投げる時、先制点を取られる」など、自慢の強力打線が低調に終わったことを挙げるファンもいた。

今季は開幕から最後まで欠けることなく、ローテーションを守った投手が杉内しかいなかった巨人。危機感を募らせた首脳陣はオフに外国人投手を補強しており、来季ますます競争が激しくなる。

開幕投手の座をあきらめたわけではないと語った内海。来季はエース復活なるか。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top