AG2RのラブニューGM「スプリントよりもステージレースや山岳に重点を置く」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

AG2RのラブニューGM「スプリントよりもステージレースや山岳に重点を置く」

スポーツ 短信
チーム総合優勝を獲得したアージェードゥーゼル。左から3人目の選手が総合2位のジャンクリストフ・ペロー
  • チーム総合優勝を獲得したアージェードゥーゼル。左から3人目の選手が総合2位のジャンクリストフ・ペロー
  • ジャンクリストフ・ペロー(AG2Rラモンディアル)
  • ロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)
フランスのAG2Rラモンディアルのバンサン・ラブニューGMは、「スプリントよりもステージレースや山岳に重点を置く」と2015年の戦い方について明らかにした。

AG2Rラモンディアルは、12月8日~18日までスペイン・オリーバで全29選手が参加して合宿を行っている。2014年はツール・ド・フランスでジャンクリストフ・ペローが総合2位、チームも団体優勝を飾るなど活躍したが、ラブニューGMはチーム公式サイトのインタビューで2015年も同じ方向性で戦うと誓った。

--この合宿の重要性は?

「とても重要だ。トレーニングでもロジスティクスでも最大の合宿だ。我々にとって、シーズンはオリーバで始まるんだ。チームは約1200km走る。重要な技術作業がパートナーとともに行われる。スポーツディレクター、コーチは選手、スタッフとのミーティングを行うんだ」

--2014年の思い出は?

「多くのイメージ、感想、感情、ハイライトがある。すべてがあっと言う間に過ぎ去っていく。あまり楽しくないときもある。もちろん、2014年シーズンは我々の経験上もっともすばらしい年のひとつだっだ。最大はツール・ド・フランスだ。1年を通してチームは安定していた。最初の勝利は、序盤のベタンクールのパリ~ニースやバルデのドローム・クラシックだった。それで我々は自信を持ち、冷静になったんだ。唯一の不満がある。我々は1~8月とUCIワールドツアー・チームランキングで3位を争っていたが、最終的に7位に終わったことだ」

--2015年のチーム体制についてどう思うか?

「チームはあまり変わっていない。エースは同じだし、昨年すばらしい仕事をしたチームメイトたちとも契約した。2011年パリ~ルーベ勝者のヨハン・バンスーメレン(前ガーミン・シャープ)の加入は、クラシックでの我々の可能性を広げるだろう。ヤン・バークランツ(前オメガファルマ・クイックステップ)はメジャーレースで勝てるだろう。フランスの若手2人、クエンティン・ジョルグイとピエールロジェ・ラツールもチームに加わる。もうひとりのルーキー、ニコ・デンツは8月から加入する。このチームには大きなポテンシャルがある。我々はスプリンターではなくステージレースや山岳に重点を置く。正しいかどうかは、間もなくわかるだろう」
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