【ツール・ド・フランス14】ギリギリの勝利をつかんだキッテル「あらゆる小さなアドバンテージが大切」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】ギリギリの勝利をつかんだキッテル「あらゆる小さなアドバンテージが大切」

スポーツ 短信
ステージ3勝目を挙げたキッテル
  • ステージ3勝目を挙げたキッテル
  • キッテルがステージ3勝目
  • マルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)
第4ステージ、マルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)はロングスプリントを成功させてギリギリでライバルをかわし、ここまでのツール4日間で早くも3勝目を挙げた。

ステージ終盤はコーナーも多く、追い風も強く、路面も濡れている中で、高速で混戦の展開となった。ジャイアント・シマノのスプリントフォーメーションは集団をコントロールできなかったものの、キッテルを好位置へと送り込んだ。キッテルは目覚ましいスプリント力を発揮し、ジロ・デ・イタリアと合わせて今季グランツール5勝目を手に入れた。

チームから発表されたキッテルのコメントは以下の通り。

「最後の30kmは高速で、まとまって走るのが難しかった。僕たちは残り2、3kmでまだいい位置にいた。チームメイトは先頭集団の中に僕を連れて行ってくれたんだ。僕が考えていたのは、最終コーナーのことだった。事前にコーチと研究していて、コーナーの後は残り250mだとわかっていた。僕はだいたいいい位置で入れたけど、下がってしまった。コーナーの立ち上がりでは、クリストフ(カチューシャ)を捕まえにいったんだ」

「長い距離だったけど、フィニッシュラインまでにクリストフをなんとか抜けた。今日のようなスプリントでは、あらゆる小さなアドバンテージが大切なんだ。高剛性のバイク、事前にフィニッシュ地点を知っておくこと。これらのことが勝利を可能にするんだ」
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