男子ロード最後のロンドン五輪切符をめぐる争いは | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

男子ロード最後のロンドン五輪切符をめぐる争いは

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 日本自転車競技連盟が1月20日、ロンドンオリンピックのロード男子代表選手選考基準を改めて発表した。4月29日までの国際主要大会と、同日に開催される全日本選手権ロードの順位をポイント化して選手選考の対象とするという。日本は2枠を獲得していて、すでに別府史之(28=グリーンエッジ)の出場が内定している。現在のポイント順位では新城幸也(27=ヨーロッパカー)、宮澤崇史(33=サクソバンク)が上位に位置し、福島晋一(40=トレンガヌ・プロアジア)、畑中勇介(26=シマノ)が続く。

 同連盟は残り1選手の選考を早めるため、毎年6月末に開催されていた全日本選手権の日程を4月29日に前倒しした。この変更は国際自転車競技連合に承認されたが、「国際ポイントは付加されない」という通達を受けた。そのため、すでに発表されていた選考規定の解釈を微修正して、同大会も独自にポイントを付加し、選考の対象とすることを改めて発表した。
 ポイントが付加される他大会はヨーロッパで開催される国際大会ばかりで、海外のトップチームに所属する宮澤、新城にポイント獲得の機会が多い。そのため残り1枠は2人によって争われることが予想される。宮澤が選考されれば北京五輪に続く2大会連続。新城は初となり、沖縄県石垣島出身として初の五輪選手となる。
《編集部》

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