残り距離の誤表示か 宮澤が区間3勝目を逃す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

残り距離の誤表示か 宮澤が区間3勝目を逃す

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 チャイニーズ・タイペイで開催されているツール・ド・台湾は、3月19日に距離132kmの第6ステージが行われ、日本ナショナルチームの宮澤崇史(32)が区間4位になった。同選手は第3、第4ステージを連覇。第5ステージも写真判定の2位となり、アジア最強スプリンターとしての存在感を示していた。

 日本ナショナルチームの高橋松吉監督が日本自転車競技連盟の公式サイトに掲載したレポートによれば、「宮澤の3勝目を願ったが、ゴール前の距離標識が間違っていたためスプリントの仕掛けどころを失敗、4着に終わった」という。
 残り350mの距離表示が実際にはゴールに近い位置だったため、計算されたスプリント力が発揮できなかったと、大会公式サイトで宮澤もコメントしている。
「間違ったゴール前の距離標識設置についてはコミッセールに抗議。結果は変わらなかったが。今後の設置に誤りのないように注意してもらう」と監督。

 それでも宮澤はポイント賞とアジアンライダーの首位、総合4位の位置を維持して最終日となる20日のレースを迎える。
《編集部》

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