
ナ・リーグ西地区のドジャースは6日(日本時間7日)、敵地シチズンズバンクパークでのフィリーズ戦に4-3で勝利。指揮官のデーブ・ロバーツ監督が最終回3点リードで佐々木朗希投手を送らず、ブレイク・トライネン投手を選択。瞬く間に連打を浴びてサヨナラ負けの窮地に追い込まれたが、2死から登板の佐々木が最後の打者を締めた。
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■温存が裏目、継投失敗で窮地に
試合は終盤まで、両先発が奮起する緊迫した展開に。ブレイク・スネル投手と、ヘスス・ルザルド投手が6回まで無失点で凌ぐ好投を見せた。
ドジャースは両チーム無得点の7回表、内野ゴロの間に1点を先制すると、代打ウィル・スミス捕手と大谷翔平投手の適時打で3点を追加。計4得点で主導権を握り、その後3点リードで最終回を迎えた。
ところが、9回裏のマウンドに上がったのは準備を続けていた佐々木ではなくトライネン。ロバーツ監督は、ポストシーズンで圧巻のパフォーマンスを見せる新守護神を温存した。
■佐々木が2死から辛くも凌いだが……
トライネンは瞬く間に3連打を浴びて1点差、続くアレックス・ベシア投手と繋いで2死一、三塁でようやく佐々木がマウンドへ。辛うじて凌いで勝利を掴んだものの、あわやサヨナラ負けとなる絶体絶命の窮地に追い込まれた。
米放送局『FOX Sports』でMLBアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、「なぜロバーツはロウキ・ササキを起用しないんだ?理解させてくれ」と自身のXに投稿。確実に白星を挙げたい一戦で、最終回の頭から守護神を起用しなかった継投策が理解できないといった様子だった。
最後まで緊迫した試合は、ドジャースが4-3で辛くも勝利。地区シリーズ連勝で王手をかけ、地元ドジャースタジアムに凱旋する。
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