
MLB公式サイトは24日(日本時間25日)、「2025年は驚異的な成績が目白押し」と題し、今季生まれた衝撃的な記録を選出した。その中には大谷翔平投手(ドジャース)が打ち立てた新たな「50-50(50本塁打、50奪三振)」も含まれた。
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■レジェンドに並ぶ2年連続50本塁打
レギュラーシーズンも残りわずかとなり、MLB公式サイトは「数字」に着目し、今季を振り返った。「25年の統計を調べ、過去のデータを参照し、今年生まれた“最も衝撃的な記録”を振り返ってみよう」と記し、印象的な数字を列挙した。
その中には大谷がマークした「50-50」も選出された。同サイトは「オオタニが50-50クラブを創設するのは2年連続となる。昨季は50本塁打、50盗塁だったが、今季は50本塁打、50奪三振」と記し、もう1つの「50-50」を紹介した。
その上で「これまで2年連続で50本塁打をクリアした選手は、オオタニの他にベーブ・ルース、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.と歴代5人いる(アーロン・ジャッジも現地24日に達成したので6人)が、彼らのいずれも正式に投手を務めたことはない。ルースも1920年から21年にかけて合計13イニングを投げているが、三振は2個だけ」とし、スラッガーとしてレジェンドに肩を並べた上で、投手としてもエースの働きを見せる大谷を称賛した。
■ローリー、ジャッジの数字にも注目
また、同サイトは大谷の得点「142」にも注目。1890年にハブ・コリンズが樹立した球団記録「148」に迫っていることを伝え、さらなる“衝撃的な記録”が生まれる可能性を指摘した。
また、大谷以外ではマリナーズのカル・ローリー捕手が記事公開時点で残している本塁打数「58」や、同じくジャッジがマークしている打率「.325」などの数字もピックアップ。ローリーは捕手としてのシーズン最多本塁打、スイッチヒッターとしてのシーズン最多本塁打など次々と記録を塗り替え、歴史的なシーズンを過ごしている。
ジャッジは自身初の首位打者が目前に迫っており、実現すればメジャー史上最も背の高いタイトルホルダーとなる。ジャッジの身長は201センチで、これまでの最高身長は196センチだった。同サイトは本塁打を生み出すパワーに加えて、高打率も稼ぐ打撃術を称えた形だ。
レギュラーシーズンも残りわずかとなり、今季を振り返る場面が増えそうだ。
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