
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に「1番投手兼DH」で先発予定。前回の試合では4打数1安打をマークしたほか、投手として先発した16日(同17日)のフィリーズ戦では5回無安打5奪三振無失点の好投を披露した。
投手としてはレギュラーシーズン最終登板となる一戦。自身の2勝目を援護するリーグ単独トップの今季54号アーチは飛び出すか。
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■今季19号を放った26歳右腕と対決
相手先発は、メジャー3年目の26歳右腕ブランドン・ファート投手。今季はここまで31試合に登板し、13勝8敗、防御率5.02の成績を残している。前回登板した17日(同18日)のジャイアンツ戦では9回を投げて7奪三振無失点の好投を披露した。多彩な変化球を操り、主軸のフォーシームとシンカーがそれぞれ24%を占め、スイーパーが19%、チェンジアップ16%、カーブが9%、カットボールが8%と続く。
大谷はファートと通算15打席対戦し、1本塁打と二塁打1本を含む4安打2打点4三振をマーク。今季5月19日(同20日)の本拠地戦ではファートの3球目スイーパーを弾き返して左翼スタンドへと運び今季17号ソロとした。
■今季好相性の敵地
大谷は直近6戦3発と調子を上げており、53本塁打中39発は右腕から放っている。さらに、敵地チェイス・フィールドは得意な球場で、今季4試合で2本塁打を放っているほか、打率.368、6打点、長打率.789、OPS1.189を記録している。
また、ナ・リーグの本塁打王争いは大谷とカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)の一騎打ちとなっており、3位のフアン・ソト外野手(メッツ)に9本差をつける53本塁打で首位タイに並んでいる。
前回登板時には自らを援護する50号ソロを放った大谷。この日もリーグ単独首位に躍り出る今季54号アーチを放ち、自身2勝目なるか。相性の良い敵地での活躍に注目だ。
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■試合情報
ドジャースvs.ダイヤモンドバックス試合開始:日本時間9月24日(水)10時40分中継情報:ABEMA、NHKBS、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports3