
ドジャースの佐々木朗希投手は21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティの一員として敵地でのタコマ戦に臨み、6回から6番手としてマウンドに上がった。自身2度目となる救援登板では、1回8球を投げて無安打無失点に抑えた。
同日、ドジャースは本拠地でのジャイアンツ戦に1ー3で敗戦。先発エメ・シーハン投手が7回無失点の好投を見せるも、2番手のブレーク・トライネン投手がわずか2/3回で3安打2四球3失点を喫してスイープ勝ちはならなかった。ブルペン陣が安定性を欠くなか、佐々木のメジャー復帰が現実味を帯びてきた。
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■最短で日本時間25日にメジャー復帰
MLB公式サイトのソニア・チェン記者は佐々木がアリゾナでチームに合流し、メジャーでのブルペン起用について話し合うとのデーブ・ロバーツ監督の発言を自身のXに投稿。「彼が登板するのは早くて水曜日以降だ」とし、最短で日本時間25日に佐々木がメジャー復帰する可能性を伝えた。
わずか8球で1奪三振無失点の投球を披露
The Sasaki Splitter
(Bullpen Edition) pic.twitter.com/2de4AVEsUs— Oklahoma City Comets (@OKC_comets) September 21, 2025
この日2アウトしかとれずに逆転を許して降板となったトライネンは直近登板した5試合のうち4試合でホールドに失敗。9月の投球成績は9登板、7回を投げて防御率11.57、勝ちなし5敗の成績となっている。
佐々木は18日(同19日)に日米を通じて初のリリーフに挑み、最速100.1マイル(約161.0キロ)を含む直球で空振り三振に切って取るなど1回を無安打無失点、1四球2三振に封じた。
この日の中継登板では最速97.9マイル(約157.6キロ)をマーク。2度目のリリーフ登板では1回をわずか8球であっさりと終え無安打無失点、1奪三振を記録。ブルペン陣の乱調も重なり、今季のリリーフ起用が現実味を帯び始めた。
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