【MLB】「重圧から距離を置いてもらう」千賀滉大のマイナー降格、メッツ編成本部長が経緯を説明 指揮官はフォーム修正を求める | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「重圧から距離を置いてもらう」千賀滉大のマイナー降格、メッツ編成本部長が経緯を説明 指揮官はフォーム修正を求める

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【MLB】「重圧から距離を置いてもらう」千賀滉大のマイナー降格、メッツ編成本部長が経緯を説明 指揮官はフォーム修正を求める
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メッツは5日(日本時間6日)、千賀滉大投手のマイナー降格を発表した。契約上、マイナー行きに対しては拒否権を持っているが、球団の打診を受け入れる形となった。今季は開幕から6月まで防御率1点台の快投を見せていたが、6月12日(同13日)のナショナルズ戦で右太ももを負傷。約1カ月の離脱を経て7月に戻ってきたが、それ以降はここまで不調が続いていた。

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■双方合意「これが正しい判断」

千賀は今季ここまで22試合に先発して7勝6敗、防御率3.02。トータルで見ると悲観するような成績ではないが、7月に復帰して以降は9試合連続で白星を逃し、この期間の防御率は5.90と精彩を欠いた。

8月31日(同9月1日)の前回登板でも5回途中7安打5失点とマーリンズ打線に打ち込まれ、試合後には「ここまでうまくいかないことが今までなかったので、正直困惑している」と明かすほどの状態となっていた。

このため、米メディアは最近になってマイナー降格の可能性を指摘。千賀には拒否権があったが、球団からの要請を受諾し、傘下3Aシラキュースでの再調整が正式に決まった。

この日、レッズとの一戦を前に取材に応じたデビッド・スターンズ編成本部長は「コウダイと今回の件を巡って話し合う中で、チームと選手の双方にとって、これ(マイナー降格)が正しい判断だということが明らかになったと思う」と主張した。

■3Aでの登板は来週末か

さらに「コウダイ自身、現在の結果というのは、彼の望むものでも我々が必要としているものでもないということは理解している。だから、彼はこの状況を解決したいと考えている。我々としては、最高レベルの競争やプレーオフ争いの重圧ということから少し距離を置いてもらうことが正解だと判断した。彼もそれを受け入れてくれて、我々は心から感謝している」と続けた。

カルロス・メンドーサ監督も「彼はここにいてチームを助けたいと思っている。しかし、同時に自分の状態、チームの現状を理解している」と話し、千賀が自身を客観的に見ていると強調。今後については「3Aで登板させる前にブルペンで数回投げてもらう予定だ。だから、来週末あたりの登板を考えている。彼がメカニクス(投球フォーム)を修正し、再びリズムを取り戻せるようにしなければならないんだ」と明かした。

多くの米メディアも今回の決定に理解を示しており、『NJ.com』は「今回の措置により、彼は投球フォームの改善に取り組むことができ、球速をもう少し上げ、空振りを誘う投球を増やせるようになるだろう」と伝えた。

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