
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地PNCパークでのパイレーツ戦に投打二刀流で出場予定。相手先発は、メジャー1年目のブラクストン・アッシュクラフト投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、球種割合や特徴などを掘り下げる。
◆46号アーチの大谷翔平、ジャッジを超えた“メジャー史上最速弾”に公式データ部門が注目 「99マイル以上の投球を捉えた打球で……」
■初対決の新人右腕と投げ合い
相手先発は、25歳の新人右腕アッシュクラフト。2018年のドラフト2巡目全体51位でパイレーツに入団。今季救援投手としてメジャー昇格を果たすと、直近4試合では先発で好投。ここまで21登板5先発で、4勝2敗、防御率2.58の好成績を収めている。
球種割合でもっとも多いのが決め球スライダーで、投球全体の32.8%を占める。次いで、平均96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームが31.7%と続く。左打者にはカーブとチェンジアップ、右打者にはシンカーを織り交ぜてゴロを量産するグラウンドボーラーだ。
大谷を含むドジャース打線は、アッシュクラフトとメジャー初対決。前日の試合では、劣勢の展開から追い上げ及ばず。3連戦の初戦を落とした。大谷は新人右腕との初対決で、2試合連発47号アーチを放てるか。今季12度目の先発マウンドにも注目が集まる。
◆【まとめ】大谷翔平、メジャー通算8年間の公式データ“最高記録”まとめ(打球速度/飛距離/角度/スイング速度/球速ほか)
◆3Aで2発浴びた佐々木朗希、4度目のリハビリ登板も結果出ず……「おなじみの課題に直面」と番記者指摘 メジャー復帰は持ち越しか
◆ドジャース打線でもっとも勝負強いのは……? 米データサイト“状況別成績”で比較、大谷翔平はチーム2位の「OPS1.087」
■試合情報
ドジャースvs.パイレーツ試合開始:日本時間9月4日(木)7時40分中継情報:NHKBS1/サブ102ch、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports4、ABEMAプレミアム