【MLB】佐々木朗希、メジャー復帰かマイナー続行か……来週にも判断 米メディアは「成長している」「チームを助ける存在ではない」と賛否 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】佐々木朗希、メジャー復帰かマイナー続行か……来週にも判断 米メディアは「成長している」「チームを助ける存在ではない」と賛否

新着 ビジネス
【MLB】佐々木朗希、メジャー復帰かマイナー続行か……来週にも判断 米メディアは「成長している」「チームを助ける存在ではない」と賛否
  • 【MLB】佐々木朗希、メジャー復帰かマイナー続行か……来週にも判断 米メディアは「成長している」「チームを助ける存在ではない」と賛否

ドジャースデーブ・ロバーツ監督は27日(日本時間28日)、右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手に言及。前日3度目のリハビリ登板を終えた右腕を巡り、今後の見通しを語った。

◆【速報/動画あり】今季初白星、大谷翔平の“スタイル変化”に米記者驚き……キャリア最多「1試合カーブ23球」 5回2安打1失点9奪三振

■ロバーツ監督「本格的な議論を行う」

佐々木は26日(同27日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員としてメンフィス戦に先発。3回2/3を75球、5安打3失点、2四球4三振で終えた。3度に渡るリハビリ登板の中で、イニング数、球数ともに最多で、最速は98.8マイル(約159.0キロ)を記録した。

取材に応じたロバーツ監督は、映像は見ていないと前置きした上で「投球内容は登板ごとに良くなっているとの報告を受けている」と話した。そして、気になる今後については「来週もう1度マイナーで投げる見込みだ。その登板後、メジャーに復帰する可能性について本格的な議論を行うことになるだろう」と明かした。

佐々木は右肩のインピンジメント症候群で5月にIL入り。その後、キャッチボールやブルペン調整を経て、今月14日(同15日)から3Aでリハビリ登板をスタート。ここまで3試合(計9イニング)に登板し、14安打8失点(自責7)、6四球6三振、防御率7.00となっている。

ロバーツ監督のコメントを受けて、米メディア『Clutch Points』は「ロウキ・ササキについての“本格的な議論”が間もなく行われる」としつつ、「(佐々木は)3Aでのリハビリ登板で成長を見せており、ケガからの復帰が近づいている」と記した。

■「マイナーでスタートするべきだった」

ただ、好意的な評価がある一方、米紙『USA TODAY』の看板記者、ボブ・ナイチンゲール氏は「ドジャースはササキについて、もはやシーズン終盤でチームを助けてくれる存在だとは思っていない。球速は日本で投げていた102マイル(約164.2キロ)には程遠い」と指摘し、昇格については懐疑的な見方を示した。

また、地元メディア『Dodgers Beat』は「ササキを巡るこの議論(メジャー復帰の可否)は、彼の4度目となるリハビリ登板後に多く交わされることになるだろう。次の登板で制球が改善され、4~5イニングを投げ切れるようなら、チームは彼にチャンスを与えるかもしれない。そうでなければ、今シーズン中にササキの姿を(メジャーで)見ることはないだろう」と予想した。

その上で「振り返ってみれば、まずはシーズン序盤こそマイナーでスタートさせ、チームとして彼が課題修正に取り組めるようにすべきだった。開幕からいきなり“狼の群れに放り込む”ような形にするのではなく……」と結び、球団の育成方針にも苦言を呈した。

復帰に向けて賛否が分かれる形となっている佐々木。次回のリハビリ登板で、首脳陣を納得させる投球を披露できるか。ドジャースの判断に注目が集まっている。

◆【動画あり】復帰後最速の159キロをマークした佐々木朗希、それでも空振りを取るのに苦労……「彼の速球はイージーなターゲット」との声も

◆ドジャース、負傷者が続々復帰も……「佐々木朗希の場合は少々複雑」と公式サイト リハビリを終えても帰還が見通せない理由とは?

◆米敏腕記者の見解、ドジャース外野陣の起用法は……「ベッツは右翼手に戻すべきじゃない」 テオスカーは両翼どちらも一長一短

《SPREAD》
page top