【MLB】ド軍の新戦力はコンフォートの代役じゃない? ゴームズGM「外野全体で柔軟に起用する」とユーティリティー性に期待 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ド軍の新戦力はコンフォートの代役じゃない? ゴームズGM「外野全体で柔軟に起用する」とユーティリティー性に期待

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【MLB】ド軍の新戦力はコンフォートの代役じゃない? ゴームズGM「外野全体で柔軟に起用する」とユーティリティー性に期待
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MLBのトレード期限が7月31日(日本時間8月1日)に最終日を迎え、ドジャースツインズから救援右腕ブロック・スチュワート投手、ナショナルズからアレックス・コール外野手を獲得した。この補強について、ブランドン・ゴームズGMがコメントした。MLB公式サイトなどが報じている。

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■古巣への復帰となる救援右腕

ビッグネームの獲得もなく、ドジャースは静かにトレード期限最終日を迎えた。それでもゴームズGMは「今日は確かに多くの動きがありましたし、多くのチームが戦力を強化しました。でも、我々は自分たちのチームに自信を持っています」と満足感を漂わせた。

新戦力にも期待を寄せ、「スチュワートは投球フォームの修正や新しい球種の習得に熱心に取り組んできました。彼は以前ここにいた時からチェンジアップを持っていましたが、今はそのほかにも評価の高い変化球をいくつか持ち球に加えています。本当に多彩で、投球の引き出しを持っていて、重要な場面で彼を起用できるというのは、私たちにとって楽しみなことです」とコメントした。

実はスチュワートは古巣復帰となる。2014年のドラフトでドジャースに入団。16年にメジャーデビューし、19年途中に移籍するまで3年半ほど在籍した。今季は39登板で2勝1敗14ホールド、防御率2.38という記録を残している。

このリリーバーについて、MLB公式サイトは「彼がドジャースに在籍していた最後の年(19年)は、フォーシームの平均速球が91.5マイルだった。しかし、現在ではその球速が上がっており、平均で96.1マイルを記録している。特に右打者に対して強さを発揮し、今季は右打者をOPS.327に抑えている」と評価した。

■2人は“あまり目立たない”

同サイトは、外野陣の補強として加わったコールについても言及。「彼は外野の全ポジションを守ることができるが、今季は主に両翼を守っており、守備面でのアップグレードにつながると予想されている。また、打撃面でもまずまずのシーズンを送っており、打率.274、OPS.756、237打席で三振はわずか36回。特に左投手に対して好成績を残している」と伝えた。

ゴームズGMは、コールのポジションについて「チームとしては、状況に応じて彼を外野全体で柔軟に起用する方針。必ずしもコンフォートと左翼のポジションでプラトーン(併用)するわけではありません」とし、打率1割台にあえぐマイケル・コンフォート外野手の直接的な代役ではないと示唆した。

MLB公式サイトのドジャース番、ソニア・チェン記者は「ドジャースはリリーフと外野陣、明確な補強ニーズを2つ抱えていた。そして、彼らは“あまり目立たない形”で、この2つのニーズに対応した」と記した。

“目立たない”スチュワートとコールがどんなプレーを見せてくれるのか、ファンにとって新たな楽しみとなりそうだ。

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