【MLB】トレード期限間近、ドジャースは「交換要員としてダスティン・メイを用意か」と米メディア 若手有望株の放出には消極的と伝える | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】トレード期限間近、ドジャースは「交換要員としてダスティン・メイを用意か」と米メディア 若手有望株の放出には消極的と伝える

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【MLB】トレード期限間近、ドジャースは「交換要員としてダスティン・メイを用意か」と米メディア 若手有望株の放出には消極的と伝える
  • 【MLB】トレード期限間近、ドジャースは「交換要員としてダスティン・メイを用意か」と米メディア 若手有望株の放出には消極的と伝える

MLBのトレード期限が7月31日(日本時間8月1日)に迫る中、米スポーツメディア『The Athletic』は24日(同25日)、ドジャースの動向に言及。敏腕記者として鳴らすケン・ローゼンタール氏が、関係者から聞いた話として「チームは交換要員としてダスティン・メイ投手を準備している」と伝えた。残り1週間、各球団の動きが活発化してきた。

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■負傷者が戻れば「先発ローテの座を失う」

ローゼンタール記者は、ドジャースの現状について「抑えのタナー・スコット投手が肘の炎症で負傷者リスト(IL)入りしたことで、ブルペン補強の必要性はさらに高まっている」と指摘。その上で「しかし、彼らはどのような形で補強を行うのだろうか?」と疑問を投げかけた。

そして、補強プラン実現のために必要な交換要員に言及。「関係者の話によると、チームが考えている1つの方法として、右腕のメイをトレードに出すかもしれない。彼はフリーエージェント(FA)で出て行く可能性があり、(エース格の)ブレイク・スネル投手が今後ILから復帰すれば、先発ローテーションの座を失うかもしれないからだ」と記した。

ただ、負傷者が続出している投手陣において、メイは投球回数でチーム2位。先発だけでなくリリーフもこなすタフネスぶりを発揮しており、貴重な存在となっている。このため、同記者は「チームはトレードに出すことを躊躇するかもしれない」と添えた。

■トレードに出すことは「理に適っている」

27歳の右腕をトレード要員に加えない場合、代わりに若手有望株のダルトン・ラッシング捕手やアレックス・フリーランド内野手らを差し出す必要が生まれそうだが、同記者は「球団は彼らの放出には消極的」と言及した。

また、米地元メディア『Dodger Blue』も「先発ローテーションの層の厚さを考えると、ドジャース以上に先発投手を切望している他球団にメイをトレードすることは理に適っている。そうすれば、チームは将来有望な選手を放出する必要がなくなった上で、自分たちのニーズを満たすことができる」とし、メイをトレード要員とすることに理解を示した。

ドジャースの先発投手陣は現在、山本由伸、クレイトン・カーショー、タイラー・グラスノー、エメット・シーハン、そして大谷翔平とメイで構成されている。ここにスネルと佐々木朗希の復帰も近づいており、マイナーでは期待のボビー・ミラーらも調整を続けている。

メイは27日(同28日)のレッドソックス戦で先発予定となっている。トレード期限直前のマウンドで、どのような投球を見せるのか注目が集まる。

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