
7月13日に開催する「BreakingDown16(ブレイキングダウン16)」のメインカードに出場予定の飯田将成が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同興行のCOOを務める溝口勇児氏への不満を告白し、同大会の出場を「一日考える」と欠場の可能性を示唆した。
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■LINEを公開「どれだけリスペクトがないか」
8日に公開されたYouTube「ABEMA格闘チャンネル」の大会直前独占インタビューでは、ブレイキングダウン運営から約束を破られることが多々あると不信感を語り、溝口氏からは謝罪もないとし「溝口さんは大嫌い。約束を守らないし、雑に扱われていると感じることも多かった」など怒りの告発をした。
飯田は、そのインタビューを見た溝口氏から届いたというLINEのスクリーンショットを公開。そこには「エンタメ? まあどっちでもいいけど、俺も配慮してたけど言わせてもらうね」「運営、運営っていつも言うけど、CEOは朝倉未来だし、俺のこと嫌いなら、俺じゃなくて朝倉未来に言えばいいよね」とのメッセージがあった。
約束を破ったのは溝口氏なのに謝罪もなく、文句を送ってきたことに幻滅したと怒りを滲ませた飯田に対し、溝口氏は「全部自分視点ですね。だから人も離れるし、事業もうまくいかないんじゃない」と返信。これを読み上げた飯田の口からは「完全にブーメランでしょ」と失笑が漏れた。
飯田は溝口氏からのメッセージは仕事ではなくプライベートでの“文句”だとし、「こういうのを試合前の俺に送ってくること時点で、選手にどれだけリスペクトがないか、誠実さがないかが伝わる」と主張。
さらに「まあ、別に俺はなんでも本当にいいのだけど。俺は一方的にあることないこと言われて黙っていられるタイプじゃないから」というメッセージを読み上げ、「いや、こっちの台詞だよ!あることないことじゃねえ、全部あることなんだよ」と失笑気味に語った。
■「リスペクトのない人の元では頑張れない」と出場は保留に
溝口氏とのやりとりを暴露した飯田は「今回、本当に納得いかないことの連続だった」と強調。今までのブレイキングダウンに対する思いを吐露し、「韓国戦まで一切文句を言っていない。相手に対しても、ファイトマネーが出なくても、交通費が出なくても、宿泊代が出なくても文句言ってない」とし、「それでもブレイキングダウンが盛り上がればな、というのが少なからずあった」と団体のために献身してきたことを明かした。
しかし今回の運営からの対応を受けて、「今まで言ってなかったこと、不満に思ってたことを言った。あまりにも腹が立ったのと、不誠実すぎる。リスペクトがない」と告発に踏み切った理由を述べ、「こういう人が、運営のほぼトップ。そういう団体に出たいと思わない。正直今は試合にモチベーションが湧かない」と欠場を示唆した。
ファンやスポンサーがいなければ、オーディションでの乱闘時点で「本当に出てない」とし、「リスペクトのない人の元では頑張れない。今日一日考えます。もし出なかったら申し訳ない。自分にとって今回のことは許せなかった」と出場するかは一旦保留とした。最後に、「当たり前ですが、溝口さんがいる限り2度とブレイキングダウンに出ることはない」とも断言した。
動画公開後には溝口氏が自身のXで「朝倉未来から着信がきてる。間違いなく説教される。どうしよう」と投稿。同興行のCEOを務める朝倉未来がなんらかの動きを見せているようだ。果たして飯田は13日の興行に参戦するのか。そして朝倉はCEOとしてどのような判断を下すのか。ファンの注目が集まっている。
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