卓球女子の平野美宇（木下グループ）は深圳大学の一員として中国超級リーグに参戦。9日の上海龍騰戦、11日の華東理工戦にそれぞれ出場し、ダブルスでは2勝、シングルスでは1勝を挙げる活躍でチームの2連勝に貢献した。
そんな平野の中国超級リーグでのプレーについて、現地メディアが言及。自身も充実の日々をSNSで振り返っている。
◆【動画あり】平野美宇、2点起用で中国超級リーグ“全勝”に貢献 世界最高峰での挑戦にSNSでは充実感「この卓球旅行はとても幸せ」
■世界卓球後に電撃参戦
平野はシングルス2回戦で敗れた「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会（個人戦）」のあと、活動ペースを落とすことも示唆していたなか世界最高峰の中国超級リーグへ参戦。現在の女子卓球をけん引する孫穎莎も在籍する深圳大学でのプレーは注目を集めた。
そんななか、平野は世界ランキング5位の21歳サウスポー、蒯曼とダブルスを結成し2連勝を飾り、2試合目の華東理工ではシングルスでも2点起用され勝利した。また、孫穎莎は休養のため出場はなかったが、ベンチでプレーを見守る姿が見られるなど“競演”も話題を呼んだ。
中国メディア『捜狐』が平野の超級リーグ参加を振り返っており、「平野美宇は孫穎莎をはじめとした中国選手たちと親しい関係にあった」と良好な関係を築いたと言及。国際大会においてはライバルとなる中国だが、「彼女たちは一緒に練習し、コミュニケーションをとり、お互いのアイデアを交換したことだろう」と記している。
平野は自身のインスタグラムを更新し「中国超級リーグ第1回目が終わりました 素晴らしい環境で試合をさせて頂けて、とても楽しかったです 深圳大学倶楽部に感謝します」と報告。さらに、「次は7月 頑張りましょう」と7月下旬に行われる第2ラウンドへの参戦も示唆している。
電撃参戦となった中国超級リーグで充実の日々を過ごした平野。25歳の今後の卓球人生にも注目が集まっていく。
◆【動画あり】平野美宇、2点起用で中国超級リーグ“全勝”に貢献 世界最高峰での挑戦にSNSでは充実感「この卓球旅行はとても幸せ」
◆【動画あり】平野美宇、孫穎莎との“交流”に現地メディア熱視線「一挙手一投足に魅了」 チームメイトの世界女王がベンチで戦況見守る
