
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は今季18年目のシーズンを送っており、ここまで4試合の登板で0勝0敗で防御率は5.17。怪我からの復活を目指すなか、待望の今季初勝利が待たれている。
そんなメジャー212勝を誇るレジェンドだが、通算3000奪三振の偉業達成が目前に迫っており、現地メディアも37歳のコメントを伝えている。
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■現役ではシャーザーら2人のみ
カーショーはオフに左ひざと左足親指の手術を受けたため故障者リスト(IL)入りしていたが、5月17日(日本時間18日)のエンゼルス戦で今季初登板。その後、白星はないものの徐々にイニングや球数を増やすなど、開幕から故障者が続くドジャースの先発陣に入り込んでいる。
そんなレジェンドが視界に入れるのがメジャー通算3000奪三振の快挙で、歴代では19人しかいない。ここまで2976奪三振を記録してきたカーショーは、残り24奪三振で達成と偉業達成に近づいている。
現地メディア『ドジャース・ネーション』も、「ドジャースのクレイトン・カーショーが3000奪三振達成の可能性について語る」と題した記事で、37歳左腕のコメントも交えつつ現状を伝えている。
カーショーは、20人目の偉業について「達成したくないと言えばそれは嘘になる」と本音を明かしつつ、「でも、一番素晴らしいことは、自分が所属しているチームの一員でいれること。分かるだろう?本当に特別な選手たちばかりなんだ」とスター選手を揃えたドジャースの一員でいられることに重きを置いていると語る。
記事内では、ランディ・ジョンソンやペドロ・マルティネスといった歴代の名投手たちを挙げながら、「カーショーはこの稀有なクラブに所属する20人目の投手になる」と期待を寄せつつ、「シャーズ(シャーザー)やバーランダーといった選手たちとともにこのクラブに入りたい」と現役選手では3人目の大台に意欲を示しているとしている。
カーショーは8日(同9日)のカージナルス戦に先発予定で、今季初勝利を目指すとともにあと24に迫る偉業に向けても歩みを進めることになる。はたして、ドジャース一筋のレジェンド左腕の偉業達成はいつになるか。
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