【MLB】延長戦で敗れたドジャース、新守護神スコットが窮地凌げず 制球力の不安を口に「メカニクスの問題、今は最悪な状況」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】延長戦で敗れたドジャース、新守護神スコットが窮地凌げず 制球力の不安を口に「メカニクスの問題、今は最悪な状況」

新着 ビジネス
【MLB】延長戦で敗れたドジャース、新守護神スコットが窮地凌げず 制球力の不安を口に「メカニクスの問題、今は最悪な状況」
  • 【MLB】延長戦で敗れたドジャース、新守護神スコットが窮地凌げず 制球力の不安を口に「メカニクスの問題、今は最悪な状況」

ナ・リーグ西地区のドジャースは2日(日本時間3日)、本拠地でのメッツ戦に3-5で敗戦。劣勢から一時は同点に追いつき延長戦へ突入するも、ブルペンが凌ぎ切れず。10回表にタナー・スコット投手が捕まり、今季2敗目を喫した。

試合後にメディアの取材に応じた守護神は、制球力への不安を口にした。

◆ドジャース新守護神スコット、昨季全体2位からワーストクラスへ転落の「84.3→91.6」 空振り率が10%以上低下

■大谷翔平の「同点犠飛」も実らず

試合は初回から、フランシスコ・リンドーア内野手の先頭打者アーチで先制したメッツが主導権を握る展開に。2点ビハインドで迎えた7回裏、ドジャースは大谷翔平投手の23号ソロで1点を返すと、最終回には1死一、三塁から左翼への犠飛で同点に。

延長戦に望みを繋いだドジャースだったが、4番手でマウンドに上がったスコットがフランシスコ・アルバレス捕手に勝ち越し適時二塁打、リンドーアにも長打を浴びて計2失点と振るわなかった。タイブレークの窮地に登板したスコットは、1回を2安打2失点1四球で今季2敗目。(同点の場面を含む)セーブシチュエーションで救援失敗した「ブロウンセーブ」は、今季5度目となった。

■自身の現状について語る

試合後にスコットは、安定感を欠く自身の登板について言及。「ストライクゾーンの低めで、意図していない場所に投げてしまっている。メカニクス(投球動作)の問題だ。それがあまりにも頻繁に起こっていて、フラストレーションが溜まるよ。速球がかなり打たれている。今はちょっと最悪な状況だ。昨季は速球にかなり頼っていたけれど、今季は打たれているし、制球もミスしている」と課題を口にした。

メジャー9年目のスコットは、キャリアを通してほぼ2球種のみで打者を圧倒してきた。春先はフォーシームの球速がやや減少する傾向にあるものの、空振り率も昨季から8%以上低下しており、以前のような支配力が影を潜めている。4年総額7200万ドル(約102億円)、大型契約でドジャースに入団した新守護神が窮地に追い込まれた。

◆【動画アリ】大谷翔平、打った瞬間確信の頷き“183キロ”23号アーチ 米メディア歓喜の反撃弾「63本ペースだ」

◆ド軍指揮官も苦慮する“エース右腕”の現状「イライラしている」 離脱続くグラスノーは「健康であれば強力な投手」

◆ド軍のブルペン酷使に現地メディアが警鐘「WSを制する可能性は低い」 豪華先発ローテが揃わず、ロバーツ監督が課題に言及

《SPREAD》
page top